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内容説明
強迫症(強迫性障害)は、
「手を何回洗ってもきれいになった気がしない」
「戸締りが気になって何度も確認し、なかなか外出できない」
「自分の不注意で誰かが傷ついたらと不安で、
刃物に近づけない」などの症状に悩まされる、心の病気です。
不安な考えやイメージにとらわれ、
それを打ち消そうとして不合理で過剰な行為をしてしまいます。
悪化すると一日の大半が症状に費やされ、
日常生活に支障をきたし、学業や仕事が続けられなくなったり、
うつ病を併発したりするなどの状態に陥ることもあるので、
早期の発見と治療が大切。
治療には、薬物療法と認知行動療法があり、
多くの人が日常生活に支障がないレベルに回復しています。
著者は自身が強迫症の克服体験を持つ
精神保健福祉士・認定行動療法士の有園正俊さん、
監修者は国際医療福祉大学医療福祉学部教授の上島国利先生。
イラストを多用した、患者さんやご家族にも
わかりやすく読みやすい1冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
馨
39
自分に強迫症の症状っぽい部分があり、このままだと将来一人になった時なんかに生きていけないと思っているので読んでみました。同じような症例がやはりあり、自分も治療が必要なのかなと思いました。治療方法のページ、読んだだけでも始めはきつそうだな〜と思いました。2021/11/07
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
37
仕事に役立つかなぁと思い借りてみました。見分け方から、対処方法など具体的に載っており分かりやすかったです。強迫症の大変さがよく分かりました。キャメロン・ディアスも強迫症でかなり苦労されたとの事。公表する事で少しゆとりが出来たらしい。2018/01/23
aoi
3
これはしんどいし凄く疲れるやろうなぁと思いながら読んだ。 プロローグに強迫症で本を読むのが苦手な人に向けたコツが書いてあった。何度も同じところを読んでしまったり上手く理解出来なかった箇所に捕らわれて先に進めない方に向けたメッセージだった。 止めたいのに不安で止められない、確認行動を治したいのに行ってしまう人の辛さを思うと胸が苦しくなった。 読み進めると強迫症の方の頭の中でどんな事が巻き起こってるのかが少しだけ想像出来た(勿論人によるとは思うけど) 強迫行為をするから強迫観念が強まるのは私もあるなぁ〜うん。2020/06/27
エリオちゃん
3
お薬は治療の過程で増えるものなんだ。 ピークまで我慢か。2019/05/22
豊平川散歩
3
強迫という聞きなれない言葉だが、読むとそういう症状かとわかった。必要以上に確認する、又は繰り返す。本人はきっと普通にやってるのかもしれないが、他人から見たら異常に見えるのだろう。 治療するには、否定せずに受け入れてあげることが大事。2019/01/14