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内容説明
イライラ、不安、リラックス…不機嫌、上機嫌の理由は「皮膚」にある!? 「第二の脳」ともいわれる皮膚は、無意識のうちに快や不快といった感情にも影響を与えている。脳に触れることはできないが、皮膚を通して、心に働きかけることはできる。仕事も人間関係もうまくいく「皮膚感覚」を活かし方。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Roko
20
手で触れば、体温がいつもより高いとか低いとかを感じられます。脈も取れます。肩に触れられただけで相手への意識が変わります。皮膚感覚は、一瞬で何かを感じ取ります。それは見たものや言葉よりも深く感じ取ってしまうのです。手にホットコーヒーを持つかアイスコーヒーを持つかで他者に対する評価が変わってしまうということにビックリ!手を冷やすと心も冷えるって怖いことです。「肌に触れることは、心に触れること」なのですね。2021/01/10
Kikuyo
20
外胚葉からは皮膚と脳に分化する、もともと皮膚は脳と同じ細胞で多くの感覚を感知して情報処理をしている。皮膚を撫でることは脳を撫でること。皮膚は可聴領域以外の音を聴いており光や色も感知している。 肌触りは、無意識下で脳に影響を与える。ライナスの毛布なるほど。 マッサージなどの刺激はミトコンドリアの数も増える。心地よい触れかたとは、1秒間に5センチの速度で手の平全体で、暖かい手で斜めに入るように触れる。セルフマッサージ(フェイスと前腕)で自分の心も整えることができる。『自己膨張理論』が面白い。 2019/09/17
あまね
16
大変、興味深い内容でした。先日読んだ本に、『見るという作業も聞くという作業も目と耳だけで行なっているわけではなく、皮膚をはじめ全身で感じて認識している』というようなことを読んで大変驚きました。確かに、本作を読んでその事に納得です。肌と心は密接に繋がっているんですね。『心地よい』という感覚をもっと大切にしようと思います。2017/09/10
ゆず
10
和太鼓の生演奏を聞いた時、体に感じる振動なのか?難聴の人でも楽しめると思ったが、それは皮膚が聴き取っていたんですね。子育ては、スキンシップが大切だとは聞くが、データ的に実証されているんですね。それは、大人でも同様。タッチが無くとも、信頼出来る相手がそばに寄り添っているだけでも効果ありなんですね。フェイシャルエステに行っているが、あの気持ち良さは「C触覚線維」と自分を大切に扱ってくれているなどから来るものと分かった。2020/03/07
ハチ
5
皮膚は自分の仕事がターゲットとしている部位なので、いろいろと知識を得ておこうと思い購入。資生堂の傳田さんがこの分野では有名で、個人的には傳田の本の方が好きかなぁー。タイトルは『皮膚は「心」を持っていた!』だけど、これは皮膚というよりも脳の話なんじゃないかなと思え、傳田さんの方がより皮膚が主役となっている感じ。最後の方は皮膚とかなり離れた内容のように思えたりもしたなぁ。傳田さんの本を読んでいるので、あまり目新しさは感じられない内容でした。2017/08/15




