集英社オレンジ文庫<br> 家政婦ですがなにか? 蔵元・和泉家のお手伝い日誌

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集英社オレンジ文庫
家政婦ですがなにか? 蔵元・和泉家のお手伝い日誌

  • ISBN:9784086801454

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内容説明

短大卒業後、母の遺言で蔵元・和泉家の家政婦として働くことになったみやび。それには、父を捜す目的もあった。天涯孤独となったみやびは、父を知らない。母の形見である<鳳>の一升瓶が、父を知る唯一の手がかり。そして、<鳳>の蔵元は和泉酒造であり、母もかつて和泉家で働いていたのだ――。初出勤の日、みやびを迎えたのは、クセモノばかりの四兄弟で…?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

34
短大卒業後、母の遺言で彼女がかつて働いていた蔵元・和泉家で家政婦として働くことになったみやび。そこで泉家の四兄弟やその母と関わってゆく物語。クールで切実にお金を稼ぎたい事情を抱えるみやびが、和泉家で働きたいもう一つの目的。蔵元ネタ自体はほどほどでしたが、母君にコスプレじみたメイド姿にさせられたり、四兄弟に難癖をつけられたり、彼女役を依頼されたりと、忙しい日々の中でいろいろな出来事に遭遇しながら少しずつ和泉家に馴染んでいく展開はなかなか悪くなかったです。今後が気になる終わり方だったので、続刊期待しています。2017/09/05

よっしー

25
図書館で見かけ、手に取りました。学校を卒業後、家政婦として男4人(+母親)のいる家に住み込みで働き始めたみやび。もっとゴタゴタがあると思っていたので、意外とあっさりとしていたように思います。疑似家族…のような日々ですが、本物の家族になれるような甘い雰囲気が一切無いままな終わり方に感じたのは私だけ?2022/11/03

はなりん

14
母の遺言で、母の勤めていた蔵元の家に家政婦として住み込むことになった「みやび」。天涯孤独となったみやびが個性豊かな4人の令息達との生活で、自分の居場所を見つけていく。次男とのフラグ?のようなニヤニヤできるやり取りが楽しいので是非続編希望!2019/03/03

hautan 

12
図書館本。かぐら文具店・・・の作者さん作、2冊目読了。 たわいない、何てことのないお話ですが読みやすいので 最後まで読んだけど続編が気になるかどうかは人それぞれかも?まあ同じ傾向のばかりを読んでると煮詰まるのでたまには軽い本で気分を変えるのも◎かしらね2020/06/24

なな

12
気分的に軽いものが読みたいと思い手に取りました。四兄弟が全員イケメンで徐々に打ち解けていくという、お決まりの展開でしたが、そういうストーリーを望んでいたので、さくさく読めました。一つの謎は解けましたが、みやびのその後が気になるので、続編希望します。2018/08/14

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