新潮文庫<br> 乗合船―慶次郎縁側日記―(新潮文庫)

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新潮文庫
乗合船―慶次郎縁側日記―(新潮文庫)

  • 著者名:北原亞以子【著】
  • 価格 ¥605(本体¥550)
  • 新潮社(2017/10発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101414324

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内容説明

根岸の酒問屋に寮番の身で隠居する森口慶次郎のもとには、今日も様々な事件が持ち込まれる。かつて「仏」と呼ばれた腕利き定町廻り同心は、最愛の娘を不幸な事件で亡くした傷を心に隠し、今日も江戸の市井の人々の苦しみに耳を傾け、解決のみちすじをさりげなく示すのだった。そんな慶次郎の元に、婿養子の晃之助が急襲されたとの一報が届くが……。畢生の傑作シリーズ、ついに最終巻!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kira

12
シリーズ最終巻。単行本既読。作者が逝去されてから9年あまり。その間に、このシリーズは本屋の棚から消えてしまった。仏の慶次郎の異色の捕物帳という特質があるのに、わずか10年ほどで世間から忘れられてしまったようで、つくづく残念に思う。2022/06/26

kmzwrs5781

1
ラストだなんて寂しい。 今までも、これからも。 あの時代を語って欲しかった。教えて欲しかった。2017/05/29

二人娘の父

0
シリーズ最終作。 最終話は著者死後の雑誌掲載とのこと。タイトルは「冥(くら)きより」。なんと深いあじわいか。 北原亞以子は江戸を書ききったのだろう。それが確認できた作品だった。2017/10/19

鈴木正大

0
単行本で読んだが文庫版が出たので再読。絶筆となった本書も文章、人物描写共丁寧で美しい。慶次郎も晃乃助も寂しそうだ。 2017/07/19

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