バイリンガル・ブレイン―二言語使用からみる言語の科学

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バイリンガル・ブレイン―二言語使用からみる言語の科学

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326299386
  • NDC分類 801.04
  • Cコード C3011

出版社内容情報

一つの脳の中でどのように二つの言語が共存できるのか。そして二言語の共存はどんな影響をもたらすのか。認知と言語を巡る探究の旅。

グローバル化と国際化が進む現代社会において、バイリンガリズムは重要性を増している。本書は二言語を使うことによって、注意や意思決定といった認知能力、あるいは脳構造・脳機能にどのような影響があるのかという興味深い疑問について、新生児の言語習得、脳機能イメージングなどの神経心理学的研究を通じ、多くの知見を紹介する。

【原著】Albert Costa, El cerebro bilingue: La neurociencia del lenguaje(Debate, 2017)

内容説明

一つの脳の中でどのように二つの言語が共存できるのか。二言語の共存はどんな影響をもたらすのか。認知と言語を巡る探究の旅。

目次

第1章 バイリンガルのゆりかご(ことばはどこにある?;どうしてこんなことされないといけないの?…二つの言語のつじつまがあわなかったらどうなる? ほか)
第2章 二つの言語、一つの脳(脳損傷とバイリンガリズム;二つの言語を画像化する ほか)
第3章 二つの言語を使うとどうなるか?(言語使用頻度と言語間の干渉;心的辞書 ほか)
第4章 バイリンガリズムは頭の体操(干渉を避ける;マルチタスキング、または、こちらからあちらへジャンプすると ほか)
第5章 意思決定(コミュニケーション上の文脈がすべてだ;言語と感情、あるいはことばで言い表したいことが表せないとき ほか)

著者等紹介

コスタ,アルバート[コスタ,アルバート] [Costa,Albert]
1970年生まれ。ポンペウ・ファブラ大学教授。Ph.D.(Psychology)専門はバイリンガリズムの認知プロセス、脳神経学的基盤の研究。2018年逝去

森島泰則[モリシマヤスノリ]
1958年、静岡県生まれ。1996年、コロラド大学大学院博士課程修了、Ph.D.(Psychology)。中学校教諭(英語)、日系企業研究員、スタンフォード大学客員研究員、国際基督教大学教養学部教授(心理学)を経て、現在は同大特任教授、および山梨英和中学校・高等学校長。専3門は認知心理学、とくに、第一、第二言語の文章理解(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

三色かじ香

1
違う言語でも脳の使う場所は同じ。言語スイッチの実験から、第二言語にスイッチするよりも第一言語にスイッチする方が困難な課題であることが分かる。言語の切り替えを維持するためには、抑制がはたらく。 随所で、「バイリンガルと言っても、取得時期や環境、取得レベルが異なる」から一概には言えないということが書かれていて、コンパクトに知りたい身としてはもどかしく感じたけれど、研究者として正しい姿勢なので仕方ないむしろ評価すべき、と思いました。2025/05/03

Go Extreme

1
バイリンガルのゆりかご: 出生前のバイリンガル経験 口の動き見て察せよ 言語音のレパートリー 言語習得には社会的接触が不可欠 言語→社会的背景 2つの言語、1つの脳: 脳損傷とバイリンガリズム 言語機能の脳領域を特定 脳内の言語操作 2つの言語を使うと: 言語使用頻度と言語間の干渉 心的辞書 自己中心性と他者視点 バイリンガリズム対モノリンガリズム バイリンガリズムは頭の体操: 干渉を避ける マルチタスキング 意思決定: コミュニケーション上の文脈がすべて 言語と感情 意思決定─直感と理性 社会的マーカー2024/08/25

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