内容説明
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プロ棋士には、定石と言う概念はないと言われている。当為の局面で最善の手を絞り出して打つのが、プロである。しかしながら、その手は研究され、固定化されて定石となる。新定石と言われるものである。その新定石と布石を簡明に説明し、近年大流行の中国流布石の解説も加えて、現代囲碁の妙味に迫るものである。一読すれば、意外な石の働きに驚かされ、奥深い囲碁の世界を体験できる本書は、益々の上達の拠り所となるはずである。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
添川
1
タイトルで損してる本。改題するなら「中韓の新型布石集」?中国流は本書の1/2〜1/3程度。「初段の壁を打ち破れ」は本当はこの本を立ち読みして「これはすごい本だ!」と思って同じ著者の本を買ってしまったものw 初段の〜の方が実戦での出現頻度は高い。こっちは実戦で中々出ない形とよく出る形両方ある。2冊読んで、囲碁の本を日本の著者に絞るのはまずいと思った…圧巻は星と小ゲイマ。白が8手目に黒のシマリにツケる手を布石として研究している。内ガカリでも割り打ちでも8手目はシマリにツケ。新型だけど級位者でも応用できそう。2013/12/01
ブナシメジ
0
金成来(キムソンレ)。日本でいう石倉昇九段みたいな人だと思っている。 囲碁普及担当棋士。2014/03/07