怖い中国食品、不気味なアメリカ食品

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怖い中国食品、不気味なアメリカ食品

  • ISBN:9784062937535

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内容説明

国内では禁止のホルモンがたっぷり含まれている米国産牛。重金属で汚染された中国米や、有機塩素が濃縮した中国産鶏肉。輸入食品のあまりにも恐ろしい実態を、徹底調査と潜入取材で明らかに! 第20回「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」企画賞受賞のキャンペーン記事を、大幅加筆のうえ再構成した決定版。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おさむ

39
題名通りの本。週刊誌に掲載された両国産の食品がホルモン剤や農薬などで汚染されている事を告発する記事をまとめたもの。そういやいっとき、段ボール肉まんや農薬入りギョーザとかが世間を騒がせたことがあったなあ‥。その後、どうなったんだろう。おどろおどろしい見出しを読んでいるだけで気が重くなります。それなりに真実をついてはいるのでしょうが、どこまでこのデータは信憑性があるのか?針小棒大ではないのか?など疑い出すとキリがない。2019/10/03

ミライ

29
表題まんま、アメリカと中国から輸入される食品の危険性を書いた作品。特に中国に関しては、著者が直接加工工場などに潜り込んで直撃取材をしているようで、非常にリアリティがある。この本を読んだ後だとアメリカの輸入牛肉と中国の輸入食品(漬物、マッシュルームなどなど)は絶対に食べたくなくなるはず(笑)、ただ、どこで中国輸入食品が紛れているのかわからないので避けられない現状があるそうだ。2018/06/07

雲をみるひと

20
週刊誌の記事が出自。中国産と米国産の食品の問題が取り上げられている。生産現場のルポが主の中国編と遺伝子組み換え食品などの問題の指摘が主の米国編でスタイルの違いが見られるが、ハイライトはやはり衝撃的な内容の中国食品生産現場への潜入記だと思われる。2021/03/25

DEE

11
これを読むととてもじゃないけど中国食品なんて食べられなくなる。 でも中国産と書かれていなくても表示義務がない初期加工の段階で使われたりして、毎日相当量が食べられているのだろう。学校給食も含めて。 何が安全なのかよく分からない現状だけど、一つ言えるのは、美味い食べ物だけでなく、安全な食べ物も旅をしないということかもしれない。2019/09/09

ヴァン

11
タイトルがどきりとする。冒頭、紹介されるのは、成長促進の為にたっぷりと女性ホルモンを注入されたアメリカ産牛肉。発ガン性物質だ。中国の取材では、農薬の空き缶や点滴の容器が捨てられた畑の風景や、工場排水から流れ込む重金属に満ちた河川の脇で作られる作物。これらがいつの間にか日本の食卓に並んでいる。極めて興味深いルポルタージュである。2018/09/09

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