内容説明
名君の道を歩む影将軍を護衛する、伊賀忍者の末裔・流英次郎とその一統には、安寧は許されない。将軍の城外微行の途上、大道芸人の「叩かれ屋」が客に首を斬り落とされる。大店が襲われ、大川に骸が浮かび、凄腕の剣客が跳梁する。そして浮かび上がる石川五右衛門の影。徳川の世になって百年、豊臣一派の大名の多くは改易され、遺臣らは浪々の身を余儀なくされている。怨嗟の矛先は影将軍に向かうのか。英次郎たちの死闘が始まる。【解説入り】
感想・レビュー
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キャプテン
38
★★★★☆_「きゃぷ衛門とゆく時の旅フェア」【西暦1657年江戸時代─明暦の大火編】10万人以上が亡くなった、日本史上最悪の火災、明暦の大火。そもそも江戸という街は、頻繁に火災が発生していたのでござる。そして江戸に漂うもう一つの火……それは豊臣家の怨みの火──。天下の大泥棒『石川五右衛門』、『明暦の大火』、『豊臣の怨み』これらの要素が揃う時、まさしく江戸が揺れ、実に見応えがあった。武士の要らなくなった世に、己の剣で江戸を守る英雄譚には、遠き戦国の世の武士道があった。さあ、泰平なる江戸の世界に突入にござる。2017/12/25
goodchoice
2
五右衛門の末裔が徳川幕府を脅かすという設定だったが、ちょっと無理筋の感もあった。一統の活躍と団結はいつも通りであった。2018/05/16




