内容説明
警視庁の犯罪情報管理システムが、何者かに破壊される。さらに、同一犯らしき人物から大手企業幹部たちに脅迫状が届く。姿見せぬ犯人に捜査が混乱する中、公安部の寒川警部補は新米エリート刑事の丹野と組むことに。自らの足と勘に頼る寒川の捜査方法に、反発する丹野だったが……。世代もキャリアも異なる二人が、巨悪に挑む緊迫のミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すたこ
22
★★★なんか謎が残りすぎてモヤモヤした終わり方。何だったのか…。中盤盛り上がって来ただけに残念。 福田作品のラストにすっきりする感じが好きなだけに、少し物足りない。2020/06/01
きょん
19
ブラックホーク三部作の第二弾、時系列的には「標的」より前の時代ですね。丹野くんの事情がとても気になるし、最後須藤さんがそちら側!?謎が残されたままなので「サムデイ」へ急ごう。2018/11/08
うさぎや
12
「ブラックホーク3部作(仮)」第2弾。「標的」に出てきたあの人とあの人についてはいいんだけど、最後のあの人は一体どういうこと……?2017/10/21
シアン
9
「標的」に続くブラックホーク三部作の第二部にあたる。警察とテロリスト集団クーガと脛に傷持つターゲットの三つ巴で話が進んでいく。第三部へ続くためか、まだ謎多き終わり方なのが残念。2017/12/13
YH
6
警察のシステムがダウンして復旧まで1カ月な割にはクーガの事件以外大きな事は起きてなさそう。もっと大混乱になる気がするからちょっとリアルさに欠けるし、本筋にそこまでの影響はなさそうだから、寒川達が旧い形の捜査をする理由をもう少し違う事にしたら良いのに。2018/08/09