幻冬舎文庫<br> 沈黙する女たち

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幻冬舎文庫
沈黙する女たち

  • 著者名:麻見和史【著】
  • 価格 ¥679(本体¥618)
  • 幻冬舎(2017/10発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344426498

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内容説明

廃屋に展示されるように残されていた女性の全裸死体。それを撮影したものが会員サイト「死体美術館」にアップされる。その頃、凶悪事件を取材するCS放送クライムチャンネルに、元警視庁捜査一課の久我が加わっていた……。廃屋で発見される女性の全裸死体。犯人の正体と目的とは?「重犯罪取材班・早乙女綾香」シリーズ第2弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

そる

188
このシリーズおもしろい。些細な手がかりから事件の捜査を進めていく、んだけど警察ではなくて報道の人達だから、常に報道のあり方を考えている。今回主人公綾香に新しい相棒久我が登場。それが元刑事で真相を追求する能力はあるけど取材対象への配慮に欠けるところもあってぶつかり合う様は、それでも目標とするところが一緒だからどうやって乗り越えていくかってところが人間関係の参考になる。「相手の言いなりになっては駄目なんです。戦うべきときは全力で戦わなくてはいけない。そうでないと、人生をめちゃくちゃにされてしまうんだ」2024/07/25

KAZOO

110
前作はマスコミだけということで、ある意味事件を主人公たちが追いかけるについての若干障害があったように感じていましたが、この第2作では元刑事が副主人公のような感じで参加することによって、もう少し事件に深くかかわることができるようになりました。ここでは女性が殺されますが麻見さんの作品ではかなり多くの事件で殺される人物に問題があったことが示されています。前作よりも面白くなってきました。2018/09/26

papako

75
シリーズ続けて。元刑事の久我が仲間入り。警察関係のコネを使って、どんどん取材していく。戸惑う早乙女ちゃん。まぁ、テレビ制作会社だけだと、ここまで取材できないからの投入だろうけど、警察小説じゃないところがこのシリーズの良さだと思うので、ちょっと残念。しかし、はめられた椎名、もう少しコミュニケーションとれてればよかったのに。犯人には同情する。だからこそ報道の仕方、確かに難しい。2020/06/28

momi

59
早乙女彩香シリーズ第二弾!!随分間があいてしまって忘れていました…が読み始めると何となく思い出してきました!でも細かいことは忘れてしまっています…。たしか…これから期待できる面白さがあった第一弾!この第二弾からテレビ番組の記者「早乙女彩香」とコンビを組むことになったのは元警視庁刑事!!元新聞記者と元警察官コンビの誕生です!!廃屋で発見された女性の全裸死体…取材をしていく「彩香」たちがたどり着く真実とは!?今回おきてしまった事件…複雑な思いにかられます…。2017/11/07

JILLmama

53
シリーズ2作目。早乙女の新しい相方?元刑事の久我が加わった。久我の登場で、前回よりもマスコミ感が薄れて、警察の捜査のような雰囲気に。 今回も犯人最後まで分からず。シリーズ続くのでしょうね。次作も楽しみ。2018/09/28

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