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内容説明
順風満帆に見えて、実際は今ほど整っていない環境での海外移籍や度重なる怪我など辛い時期を幾度も乗り越えてきた。メンタルが問われるゴールキーパーという特殊なポジションで自分を支え続けるものは何なのか。
はじめに
第1章 苦境のおしえ
第2章 人を育てるということ、組織(チーム)を率いるということ
第3章 リーダーの肖像――指揮官たちに教わったこと
第4章 厳しかった日々と家族の存在
第5章 「現役」であること、「引退」に思うこと
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ばりぼー
48
若い頃にも浮き沈みはあったけれど、それは日本代表に選ばれながらもスタメンからは外れるというような次元の高いところにあった。三十代から四十代では、もっと厳しい現実に直面することが増えてきた。怪我で試合に出られない。所属チームとの契約が切れる。だけど、このままでは終われない。つらい時間が続いても、どこかで風向きが変わり、こちらに流れがくることは絶対にある。今いる場所で、今やれる100%のことをやるしかない。一度眺めのいい場所に行けたからといって、ずっとそこにいられるわけではなく、そこから降りた後も人生は続く。2017/11/04
ラテちゃん
28
読み友さんに拝借。サッカーが全くわからずこの方も昔イケメンだなって思ったことがある程度で読み始めたのであまり感情を入れず彼が抽象化した概念のみを流し読み。絶頂期を過ぎたアスリートが自分の限界にトライするために頑張る姿は美しい。けどサッカーがわからない...2017/11/17
こも 零細企業営業
22
本は2017年、その翌年に現役を引退。そう考えて読むと引退間際の選手の心情ってこんな感じなんだな。。 結構苦しんでるな。。大きい怪我をしないカズってどんだけ凄いんだよ。。2020/11/25
スプリント
10
怪我がちだったのが返す返す残念でした。GKの海外移籍は難しいですね。ずっとJリーグでプレーしていたら今も代表に名前を連ねていたかもしれません。2017/12/09
Q
8
リミテッドにて ●いまいる場所でやれることを100%やっていく ●性格は変えられなくても考え方は変えられる ●割り切ってプレーすると案外切り替えられる ●岡田監督 急にうまくはならないから、いまできることをやろう ●振り返って考えるとクリアしてきたどうかではなく課題と向き合ってきたことが大切 ▷こないだ酒井宏樹の本を読んだが事実は変えられないが考え方は変えられると言っていて、極めていくと同じ結論に向かうのかなと思った。海外ではうまくいかなかったが、彼の人生にはプラスに働いたようだ2019/10/21