超能力者と恋におちる（１）

著者名：上機しほ【著】

講談社（2017/10発売）

• ISBN：9784063809572

内容説明

むかしむかし超能力者だった恋人を迫害され、亡くした男がいました。男は超能力者が普通に暮らせる世界を造りたいと願い、普通の人間を超能力者に変えるウィルスを作り、世界中にばらまいたのでした。ここは男が夢見た世界。人類の4割が超能力者となった世界。超能力者が普通の生活を送っている世界…。新鋭が繊細なタッチで描くオムニバス超能力ファンタジー！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[JACK]

○ 世界の人間の４割が超能力者になった世界で、超能力者と普通の人の恋を描く短編集。瞬間移動、半径1メートルの人の心が読める、空を飛べる、手で触れると物が凍る、不老不死、照れると顔が透明になる、人の死期がわかる…。様々な力に翻弄される恋人たちは爽やかだったり切なかったり。絵は上手いし、意外な展開の物語はそこそこ面白いけど、話作りはまだ甘い。講談社まんがスカウトFes 第3回グランドチャンピオン、という肩書にどれだけ意味があるか分からないけど、プレッシャーに負けずに描き続けて欲しいと思います。

2017/10/10

[チューリップ]

人類の4割が超能力を持った世界で著能力を持つ人と持たない人の恋愛オムニバス。どれも切なさがあって良かった。死期が分かる子の話、悲恋で終わってしまうのかと思ったけどそうでなくて安心した。

2021/03/01

[のりあ]

すごく、すごく良かった……！男女以外の恋愛の話も読んでみたいなー、なんて。死期を言い当てると不老不死が好み。でもどの話もあたたかな愛のあるいいお話だった。絵も良い。

2017/11/19

[MamaxKoko]

瞬間移動、人の心が読める、不老不死、触ったものを凍らせる、人の寿命が見える等々、超能力者との恋を描いた短編集。１話１話読み終わったあとに扉絵を見るとまた感慨深い。

2017/11/04

[葵沙]

割りと好きなのばかりだった！！！ 死なない人の話にちょっと泣けた。

2017/10/19