内容説明
中国から伝わった十二支、干支(かんし)は、今なお日々の暮らしの中に息づいている。干支とは十干(甲乙丙丁…)と十二支(子丑寅卯…)を組み合わせた六十干支のことで、陰陽五行思想と結びつき、さまざまな伝承や俗信も生まれた。本書では、十二支がどのようにして生まれ、発展・変遷してきたかを中国の歴史からひもとき、年月日・時刻・方位・吉凶など様々な切り口、テーマで丁寧に解説していく。貴重な古図版も多数掲載。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ryoichi Ito
6
時間と暦に関する歴史。テーマによっては,詳しく,細かく書いているが,説明が本質的に不十分だと思う。たとえば十干十二支で60通りのパターンができる理由がよくわからない。すべての組み合わせを許せば120通りになるはずだが,甲丑などという組み合わせはない。また,中国から渡来して日本で長く使われた旧暦(太陰太陽暦)の説明が殆どないのは解せない。2018/12/31
バーベナ
3
スピでもオカルトでもなく、きちんと歴史から暦を読み解く。基本がわかっていると、怪しげな話や都合よく変換された話には、乗らなくなると思う。暦や吉方位、月、等ちょっときになっているなら是非おすすめ。2017/11/24
フラボノ
1
著者が学者肌の人なのか、読み物的には省略する箇所を論文のように全て明記してしまい、結果的に目が滑る箇所が出てきていた。まあ、読み飛ばせば解決はします、はい。2025/02/28
wang
1
十二支と十干を中心にその起源や伝承物語、暦、時刻、方位・方角等との関係をわかりやすく解説。……と省略することなく全部を丁寧に記述している。六十干支、陰陽五行、十二神将、十二時辰、二十四節気、七十二候と雑節、八卦や北斗信仰、牛頭天王信仰、八将神、庚申信仰、暦注などについても異説も含めて書かれていて雑学事典のような様相。通読してへぇと思うもよし、詳細な事典としても使える。2018/03/29
椿
0
流し読み。2017/11/26
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