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内容説明
please,whyなどを安易に使うとトラブルに! グロービッシュのような今流行の簡略化した英語では真意が伝わらない。英語は、けっして大ざっぱでストレートな言語ではなく、日本人が考えるより、はるかに繊細で豊かな表現にあふれている。日英両言語とその文化に精通した著者が、ビジネスや日常生活ですぐに役立つスキルを分かりやすく伝授。相手を思いやる婉曲表現、人間関係を円滑にする丁寧で気の利いた言い回しなど、ちょっとした工夫で、品格のある英語が自分のものになる。
目次
イントロダクション ロッシェル・カップ
第1章 日本人英語の非常識 ネイティヴが驚く不自然な英語を正す
第2章 自然な英語を目指して 語感から理解する本物の英語
第3章 品のある英語に仕上げるためのスパイス ビジネス実践編1
第4章 品格のある英語で好感度を上げるコツ ビジネス実践編2
あとがき 大野和基
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
23
積ん読本。英語は3語で操れるという本の対極ともいえる本。確かに、色々と単語を知っていた方が知的に感じます。真面目に単語の習得に努めます。2018/12/17
HMax
22
トランプ英語よりオバマ英語。大人の英語を話そう。世界中どこにいっても人は人。英語に「敬語」は無いとはいうものの、人を尊敬したり、大事に思う心があれば、当然それに適した言い方がある。Refill pleaseよりもMay I have a refill?Take off your shoes pleaseよりもI would appreciate it if you would take off your shoes.ファミレスで使える一言:Could you freshen up my cup?2019/08/13
さきん
18
手っ取り早く言いたいことを伝えるために短い表現と単語を覚えるがこれだけだと、言い方がぶっきらぼう、果ては失礼になってしまう。なるべく文の形で言い切ること、類語辞典で同じ意味の違う言い回しをストックして、状況に応じて言い回しを使い分けることによって、より正確に、相手へ気分を害することなく意図を伝えることができる。プリーズの乱用禁止、本音、建て前な言い回しなど。2021/10/19
Shin
16
ここ2,3年毎日のように仕事で英語を使うにつけ、自らの英語の「品格」って大丈夫なんだろうか、と思っているところにジャストミートな本。ギリギリ最低限、日本語で言うところの「お前、何が食いたいの?」的な失礼は犯していないという意味で安心はしたものの、世界一微妙なニュアンスが伝えられる言語をもっと学ぼう、使いこなそうという意識は改めねばならないと反省。特に語彙は意識しないと増えないし、面倒くさがらずに辞書を引こう。2017/11/02
Yohei
10
英語は短く簡潔ではあるが、ぶっきらぼうに言えばいいわけではない。1を聞いて10を知る日本語とは異なり、言葉を尽くす必要があるため、なんなら表現は長くなることがある。また、人間関係が水平的であるため、部下だからといってぞんざいな話し方をすると、反感を買うことがある。用例が多く、為になる本だった。2019/04/09