藤森照信の住居の原点

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藤森照信の住居の原点

  • ISBN:9784063891713

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内容説明

建築家・藤森照信氏の『モダンリビング』誌上での連載をまとめた特別編集。藤森さんが手がけた建築作品を通して、人間が潜在的に心地よさを感じるもの、住宅に求めるものは一体なんなのかを解き明かします。過去に掲載した19作品に加えて、近年につくられた3作品も新たに掲載。藤森建築の主要な22作をまとめた一冊です。
※ML BOOKS「藤森照信の住居の原点」「藤森照信の住居の原点 後編」に一部コンテンツを追加しました。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りー

11
藤森ファンは、開いたら最後、本から出られなくなります。写真(藤塚光政)がまた良い。雑誌サイズでオールカラー、博物館、個人宅、茶室、マンションの内装、椅子のデザインまで、幅広く網羅。ありがたやーー。文章も全て藤森さん。「九間、八畳、四畳半、茶室、これが日本の住宅の面積を貫く軸なのである」「縄文住居にはじまり20世紀の初頭まで、火が熱源であり夜の明かりである限り、ふつうの人々は上方が真黒な空間に包まれて日々を送っていた」スリリングな“気付き”が読者の心にも火をつける!2020/03/11

christinayan01

1
何件か実際におじゃました建物も載っていて思い出に浸れる。自然派の独創性は全く飽きがこない。ネイチャーに縛り・限界や制限はないということを再認識させられ、最も創作意欲を刺激してくれる建築家さんである。2020/02/28

ponnnakano

1
藤森センセイが色々真面目に述べていますが、そんなことはどうでもよくて、基本的にはこちらの精神状態に関わらず、いつも見ただけで笑える藤森建築が好き。他に替えのきかない建築家です。驚くほど下手なスケッチにいつも勇気づけられます。そのうち高過庵を生で眺めて笑いたい。秋野不矩美術館の床壁天井が白い空間に行ってみたい。2017/09/23

kaz

0
自然と同化した住居は、少なくとも見ている分には非常に美しいし、何より落ち着く。ただし、自分が住むとなるとたいへんだろうと思う。 2017/12/08

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