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内容説明
仮説・検証ループでエースもベテランも1年でブッちぎる!
営業の各プロセスを改善し続けてケタハズレの実績を出す思考法とは?
【「はじめに」より】
日本トップレベルの営業集団である野村證券での営業マンとして。
フィンテックという新しい領域を拡大させるベンチャー企業の経営者として。
私は10年以上、すべてのビジネスの中心となる「営業」について考え、国内外で実践し続けてきた。
そしてその過程で、多くの日本の営業の常識とぶつかった。
・営業は「足」で稼げ
・営業は人情勝負だ
・営業は3年で辞めろ
・営業は迷惑だ
・営業はダサい ……etc.
かつてものづくりで世界を席巻した日本において、最前線の営業部隊はどこか軽視され続けてきたところがある。
だが、その結果が「いま」である。
停滞を打破し、可能性を見出し、ビジネスをつくる上で、営業は最重要の存在だ。
どんなによいものを生み出しても、それが広がり、顧客のもとに届かないと意味がない。
実際に、世界の企業、とくに熱量のあるアジア新興国では、セールスこそが実力のある人間に任されているということを私は目の当たりにしてきた。
その営業の「仮説・検証のループ」を現在まで繰り返し続け、常に新しいやり方を模索してきたからこそわかった「営業」という仕事の新境地を、思考法から実践的スキルまで、個人から組織まで、理性から感性まで、あらゆる角度でひもといたのが本書である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
マエダ
55
営業の本は全然読んでいなかった。どの仕事も考えて工夫していかなければ生き残っていけないし、工夫や考え方を変えることで面白さが出てくる。2019/06/10
Kentaro
33
ゴール設定にもよるが、一般的に課題をリストアップするとかなりの数になる。しかし、人はタスクを同時に抱えすぎるとフォーカスポイントが曖昧になって成果が思うように出せなくなる。よって重要なのは適宜、選択肢をふるいにかけ、「やらないこと」を決めると同時に、「やること」について優先度づけを行うことである。 目安として、上位3つを決めておくといいだろう。優先度づけについては、前掲書では厳密にその基準を定めていたが、直感で決めてしまうのも一つの手ではある。こうした場合の優先度は、次のPDCAサイクルで改善すればいい。2019/08/06
sayan
27
本書は、2つの意味で個人的には興味深かった。まず、営業という仕事の定義変更を通じて業務価値を高めようと試みている点である。営業と言えば、迷惑な存在で、誰でもできるイメージが先行し、猪突猛進汗をかき、卑屈なイメージをの破壊に挑戦しているくだりは刺激的だ。次に、営業という仕事を言語化を意識している。これは、先月読んだ「戦略参謀の仕事」で議論された、再現性を追求し、PDCAを通じてより仕事の価値が高まるメカニズムの構築を試みている。本書で示された内容は今の業務に満足する事なく価値をあげるために多く示唆を得れた。2018/07/08
奈良 楓
13
【◎】・精神論はゼロ。 ・これでもか、というくらいタスクを徹底して分解することで見えてくるもの。 ・中盤ぐらいから面白くなってきました。営業って、企画なんですね。2019/02/09
Lagavulin
10
①マネージャーは部下に言葉を通して指示や指導、コーチングをしなければならないので、その人の成長は加速するのである。 →やってみないと分からない。ハナから否定しない。 ②やることが明確になるまで深堀する。TODOが出たら、あとは「やるかやらないか」 →タスクを100分割してしまえば、小さな一歩になる。 ③現場で起こることはほとんどが想定の範囲内。トップセールスが現場でしどろもどろになることが滅多にないのは、型がいくつもあるから。 →いくつ想定できているか。アドリブはアドリブではない。 2021/07/04
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