内容説明
「脂肪のせいで上手くもぐることができない」アザラシや「毎日10分しか眠ることができない」キリンなど、生き物77種のかわいそうでいじらしい生態を紹介!さらに、「忠犬ハチ公」など感動の実話も11話収録。感動泣きから笑い泣きまで、この一冊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
あじ
59
【児童書】「ざんねんないきもの事典(高橋書店/発行)」で大ヒットを飛ばした、今泉忠明さん監修の新刊(Gakken/発行)です。「ざんねんな…」シリーズに酷似した紙面作りと内容ですが、子供たちにとってはどうでもいいことかもしれません。補食されない限り、若返り続ける不老不死のクラゲ。伸び続ける牙が、頭に刺さって死んでしまう事がある生き物etc。好奇心で目を輝かすに違いない仰天ネタが満載。またコラムでは定番のタロとジロやエルザ、絶滅した動物などの『泣ける実話』を取り上げています。中学年から読める本です。2017/09/26
あっか
45
悲しい生き物の生態紹介かと思っていたら…まさかこっちがこんなに泣かされるとは!!楽しく読みながら、動物×人間の物語や、子育て動物にはホロッと来ました。ウツボ…(;ω;)月並みですが、動物って改めて奥深いなと感じました。ポップな絵柄で全体的に可愛らしい感じなのに、中身は深いです。敢えて写真ではなくデフォルメされたイラストだからこそ、より分かりやすかったかも。読んで良かった!2018/01/12
K
36
面白かった!カゲロウが羽化したら数時間しか生きられなくて子孫を残すのが精一杯で水や食べ物を取る時間もなく口すらないなんて。まさに愛はカゲロウ、、。2018/01/09
えっくん
33
★★★☆☆「ざんねんないきもの事典」の便乗本と思いきや、同じ著者により監修された本でした。気の毒で泣けるような生態も紹介されていますが、人間のエゴにより死に追いやられてしまった悲しい動物たちの逸話も掲載されています。ソ連時代、人工衛星に実験用として乗せられ、地球に帰還することができなかった犬。船が遭難して脱出ボートに乗れなかった猫。口の中で稚魚を育てる親魚の口に他の魚の稚魚が寄生し、そうとも知らずに稚魚を育てる魚。世界で最も醜い魚に選ばれた「ニュウドウカジカ(本当にブサイクでした)」の話が印象的でした。2018/01/01
美葉
26
面白かった。可愛いイラスト。絶滅した生き物たちには、人間の身勝手さを改めて感じる。お金欲しさに動物を殺していくのは、理不尽じゃない?でも、人間も生きていくために食べないといけないし。。難しいな。どの生き物も精一杯生きて死んでいくんだと思えた。人間だけが特別ってことは絶対ないし、いろんな生き物と共存していかないといけないと思う。2018/08/02




