ハヤカワ・ミステリ文庫<br> 北海に消えた少女

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ハヤカワ・ミステリ文庫
北海に消えた少女

  • ISBN:9784151829512

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内容説明

行方不明の少女を調べる記者のノラ。調査は服役中の連続殺人犯に辿り着く。二つの事件の繋がりは? 真相を追う彼女に危険が迫る!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あさうみ

48
デンマーク発。ジャーナリストのノラは三十年前に消息を絶った少女たちの写真を手にする。失踪の真相を辿るにつれ凄惨な事件へと辿る道筋を一気読み。ノラの周りの個性的で皮肉ながらユーモアあるキャラ達も魅力的。友達以上恋人未満な彼ともぐだぐだも私は嫌いではない。彼より相棒ピートや犯罪心理分析官スペンサーの方が輝いていた気がするけど(笑)劇場的で楽しく読んだ。2018/07/24

キムチ27

47
人気の北欧クライムサスペンスとの銘で読んだが、中盤以降ダダ下がり。一発屋というと申し訳ないが、衝撃のデヴューと遂げて・・と言うのが解る。デンマークとはいえ、ヒロインも筆者も軸足は英国。ペンが走るのは頷けるが今一つ活かされていない。ノラに魅力がなさすぎるのが寒い原因、専門職を向こうに丁々発止していくか‥?と思いきや、何のことないアンドレアに未練恋々のへきえき展開。これじゃラノベでしょう。訳が私には合わず・・紋切的の翻訳センテンスで魅力に欠けた。2024/01/10

ほちょこ

31
デンマークのルポライター・ノラがイギリスを拠点に謎を解くストーリー。登場人物が途方もなく多く、事件解決までの展開にも曖昧な部分はある。だが、この主人公ノラが特別キレる頭脳の持ち主でもなく、はたまた強運を持ち合わせてるわけでもなく、とびきり魅力的なわけでもない、友達以上恋人未満の男にぐずぐずとしている普通さが、なんと言ってもこの小説の面白さだ。というのも変だけど。2017/12/18

キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん

23
デンマークのミステリー。後半の残虐拷問監禁事件の数々に心が怯みながらも一気読み。デンマークからイギリスにフェリーで向かった少女2人が行方不明になって30年後に、デンマークの女性ジャーナリスト、ノラがその事件を追い始める。記憶が消えかけた老人や今も事件を追い続ける退職刑事らと駆け引きしながら事件を追うノラ。いやはやジャーナリストにはなれそうにない。無理無理。ちょっと動機が弱い感じがしたけど、展開の速さでま、いっか。ノラの頭の中は混乱しつつも、行動の素早さに好感。続編は翻訳されてないそうで、是非お願い。2020/02/09

むつこ

20
ごめんなさい、途中でリタイアです。私の理解力の無さというか想像力が欠落しているというかおバカなため、どうしても(文章の)流れについていけなかった。主人公の明るい性格と、作家さんの新人らしい勢いと荒削りさに好感を持つけれど、どうしても、どうしても読み進められませんでした。2018/11/06

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