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内容説明
東大教養学部で東大生が殺到する授業があります。
それが、「ブランドデザインスタジオ」。
学校の試験は得意だが、ゼロから1を生み出すことが苦手とされる東大生。
彼らに向けて、社会に出て使える「考える力」を教えようと始まったのが、本授業です。
卒業生からは、ベンチャー起業家などが次々に輩出されています。
講師は、博報堂ブランドイノベーションデザインのトップ。
ビジネスで使える「最新の実学」(=デザイン思考)を、学生向けにわかりやすく咀嚼した、最強の思考法です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まゆまゆ
8
答えのない問題に立ち向かうには、アイデアは自分のものである、という呪縛から抜け出し、アイデアはみんなのものと位置付けられるかが第一歩。インプットとアウトプットの間にコンセプト(解釈)を追加するリボン思考で解決への手段を考えていこうとする内容。アイデアは既存の要素と新しい組み合わせ以外の何物でもない。2017/12/01
九曜紋
8
本書のタイトルと帯の煽り、著者の肩書き、そしてなにより東大ブランドに惹かれて読んだが、正直なところ、なぜこの内容で学生が殺到するほどの騒ぎが起きるのかよく分からない。もちろん、私の読解力不足ということはあるかもしれないが、このレベルの書籍ならコンサル会社の人間、あるいはコンサル会社出身者ならすぐに書けそうなのだが。よく理解するためにもう一度読み直す気にはならないなぁ。2017/09/25
Pideki
7
博報堂にいて今は東大で先生をやっている著者が、デザイン思考を昇華させた独自理論『リボン思考』について書いた本。デザイン思考の本を読んだ後なので理解しやすかった。デザイン思考の復習にもなる本だった。「デザイナーは創造的な『解決策』を提示する思考を行う人」「アーティストは、創造的な『問い』を発する思考を行う人」、なるほどね。さて、デザイン思考もリボン思考も読んではみたものの、それを使いこなせるかどうかはまた別の話…。2020/06/19
乱読家 護る会支持!
6
「正解のある問題」を早く・正しく・効率よく探す能力に長けた東大生に対しての「正解のない問題」を解くための授業。博報堂さんらしく、アイデアを出すための思考になっているのが残念。QCやPDCAなどより実務で使える技法も教えたら、より良いのでは。。。 リボン思考(調べる→統合する→形にする)。思考の補助線(軸を切る、時系列で整理、因果・抽象度で整理)。思考の4モード(俯瞰、分類、掘り下げ、混合)。ストーリーづけ(起承転結、ビフォーアフター、守破離、世界の英雄伝説に共通する構造[旅立ち/通過儀礼/帰還])2018/04/30
youmar Jr.
5
意見の出し方、議論の上手い仕方とか、面白いことがたくさん書いてあったり、 リボン思考とか面白い理論とかも書いてあり、 おもしろーい2020/04/22