集英社文庫 ヘリテージシリーズ<br> セレクション戦争と文学〈5〉日中戦争

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集英社文庫 ヘリテージシリーズ
セレクション戦争と文学〈5〉日中戦争

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  • サイズ 文庫判/ページ数 728p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087610512
  • NDC分類 918.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

満洲国建国以降も版図を拡大しようとする日本軍部。ついに昭和12年7月、盧溝橋で日中両軍が衝突、全面戦争へと展開する。
本巻では、日中戦争の進展に添うかたちで作品を配列し、日中戦争の足跡を名作で辿ることを目的とした。
満洲国成立後の西域対策をテーマとしたユニークな胡桃沢耕史の「東干」、戦争への文学者の態度を表明した小林秀雄のエッセイをはじめとして、伊藤桂一、田村泰次郎らの名作を配し、兵士と住民の生きた戦争の姿を伝える。
語り継がれずに消えてゆく記憶を保存するという使命を、戦争文学は担っている。

(収録の作家)胡桃沢耕史、和辻哲郎、小林秀雄、日比野士朗、石川達三、武田麟太郎、火野葦平、田中英光、伊藤桂一、藤枝静男、壇一雄、駒田信二、田村泰次郎、田中小実昌、富士正晴、棟田博、五味川純平、阿川弘之
(解説)浅田次郎
(付録インタビュー)伊藤桂一×浅田次郎対談

内容説明

昭和12年の盧溝橋事件をきっかけに戦線が拡大、泥沼化した日中戦争。兵士たちは戦に人間性を奪われながら、苛酷な戦場に一片の詩情を見出す。

目次

1(東干(胡桃沢耕史))
2(文化的創造に携わる者の立場(和辻哲郎)
戦争について(小林秀雄)
呉淞クリーク(日比野士朗)
五人の補充将校(石川達三)
手記(武田麟太郎)
煙草と兵隊(火野葦平)
鈴の音(田中英光)
黄土の記憶(伊藤桂一)
3(犬の血(藤枝静男)
照る陽の庭(檀一雄)
脱出(駒田信二)
蝗(田村泰次郎)
岩塩の袋(田中小実昌))
4(崔長英(富士正晴)
軍犬一等兵(棟田博)
不帰の暦(五味川純平)
蝙蝠(阿川弘之))

著者等紹介

胡桃沢耕史[クルミザワコウシ]
1925(大14)~94(平6)東京生。大学在学中に特務機関員として中国に渡り敗戦、捕虜としてモンゴルに抑留される。55年、本名清水正二郎で応募した「壮士再び帰らず」がオール読物新人杯受賞。82年「天山を越えて」(日本推理作家協会賞)、83年「黒パン俘虜記」(直木賞)を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

CTC

8
11月の集英社文庫新刊。シリーズ全8巻の5は[日中戦争]。やはり文芸作品を読むというのは体力のいる作業だ。読みつけている戦記や人文歴史の読み物などならば、お話は順序どおりに展開するから、自身の現在地と今後の展開がヨミやすい。ところが文学のしかもアンソロジーともなると、忙しい時間の合間に読むほどの価値があるか…と思っていると次のページから大展開、という事も多く疲れてしまう。本書には39年発表の日々野士朗『呉淞クリーク』のような名作も収録されているが、やっぱり伊藤桂一さんかなぁ。巻末の浅田次郎との対談も佳。2019/12/18

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