内容説明
魔女が保護されているトッカムの街。ここでは、魔女は、魔女協会発行の許可証がなければ、恋愛することもできない――。魔法店を営む新米魔女ルーチェは、雨の夜に記憶喪失の青年を拾った。ライルと名乗った青年は、変装姿でいかにも訳あり。翌日には名前も忘れてしまっていたが、驚くほどの美青年! しばらく一緒に過ごすことになった2人だけど、ある日ライルがルーチェにキスをして…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
秋製
20
少女向け、ファンタジー。 魔女が保護されている街、トッカム。彼女達は魔女協会発行の許可証がないと、恋愛さえ禁止されている。でもそれは彼女達を守る為の決まりごと。 新米魔女のルーチェは、ある雨の晩一匹の猫に誘われ犬、猫たちが固まって暖めていた意識不明の青年と出会う。彼らのに懇願?を受け、名前を聞き出してから魔法を使って家に連れ帰った。翌朝、目が覚めた青年は記憶を失っていた。ルーチェは可愛いかった!2013/06/01
陸抗
18
童話のような、ほんわかとした話だった。見習い魔女のルーチェが、ライルと名乗った記憶喪失の男性を連れて帰ったところから。魔女との恋愛には許可証が必要なのに、ライルがルーチェに惚れてしまい、そこからトラブル続き。予想通りに話が進むので、サクサク読めた。2019/03/23
太郎
7
この作者さんの話は初めて読みましたが非常に可愛らしい話でした。ただもう少し捻りがあってもいいかなと(本を見たとき厚さがないと感じたので…) 魔女の呪いが地味にいい味出してますW2012/11/08
絳楸蘭
6
久々の王道恋愛物。ルーチェかわいいなぁ。ライルは榎木さんのヒーローにしては珍しく押せ押せガンガンで面白かった。続きが読みたいな。2012/11/04
透馬なごみ
5
最初、ルーチェの髪の毛ショートだと思ってました。ルーチェの羨ましいところは、雨の日に髪の毛くるんくるんになるそうですが、前髪は大丈夫なようでとてもとても羨ましいです。天パの辛さは前髪よ…!挿絵などを確認してから読む私ですが、1枚目の挿絵みたとき、パパが死にそうなのかなと思ってました。本編ですが、薄いのでそれほど時間もかからず読めました。一途に誰かを想うのは男女共に理想とする永遠のテーマですよね。そんなわけで、2人は初恋を大事に大事にしていました。≫2015/12/30