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内容説明
死の現場に残った遺品。
それは思い出の品や金目のものとは限らない…!
警察が取り残した遺体の一部は廃棄物扱いなんだとか…!?
ご遺体の頭から出てきたソーメンそっくりの神経の束
上半身はミイラ、下半身は腐敗。老老介護の末の惨劇
無理心中で一家全員死亡。棺の置き方に悩む葬儀屋たち
ニュースの「全身を強く打って死亡」は、内臓・脂肪があふれ出ている状態
鴨居に無数の釘の跡、不自然に外されたカーテンレール……それは自殺現場のサイン!
大人気「葬儀屋」シリーズ第3弾!!
死ぬこととは何なのか――。
★単行本カバー下イラスト収録★
【電子限定で描き下ろしの4ページ漫画が収録されています。】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっか
57
ニュースでは語られない、オブラートに包まれがちな知らない世界が続々と…確かに見たくない世界、目を逸らしたい事実ばかりだけど、わたしは読めて良かった!!2017年発刊なので結構最近の話。確かに不謹慎なこともあり、大丈夫?クレーム来ない!?と心配になったけど(笑)内容がシリアスだからこれくらいのテンションがちょうど良いのかも…?自分の体、周り、家族関係…ちゃんとしようと思いました。途中で挫折しそうな人もいそうだけど、できるだけたくさんの人に読んで欲しいと思った意義あるコミックエッセイ!1、2巻も読みたい!2018/09/09
月渚
32
だいぶグロい😃 色々な死亡原因の名前とか、不思議な話が書いてあったです
澤水月
28
美女遺体への関係者の性的視線・行為はセクハラにも性犯罪にもならないのか…あたら命散らさない方がいいと実感、「全身を強く打つ」の実態…飛び降り・鉄道自死は周囲にトラウマ。「仕立て直し」赤子のようになった子供を抱え泣く親、逆縁は胸が痛む。人格者の僧侶らの対応は参考になる(ろくでなし坊主・業者も多い!酷)。シリーズ新顔遺品整理人が常識人。これから死ぬので片付け手伝い求む人を励まし叱り(死病なら)元気付け…余りにきちんとしているので葬儀屋の突込みが不発気味。数字の奇遇ほか怪談も多い。切断四肢だけの火葬があるのか…2017/07/20
柊よつか
17
続刊を心待ちにしていたのでとても嬉しい第三弾。今巻では、きりっと頼もしい遺品整理人が登場し、特殊清掃の話も交えつつ〈残された物〉にまつわるエピソードを紹介してくれる。それにしても、読みやすいコミックエッセイなのに一冊読み切って疲労を覚えたのは、やはり死という一回きりの大イベントに関する内容がみっちり詰まっているからか。死のそばでは、当人遺族関係者あらゆる人間の覆いが剥がされる。〈死〉と〈剥き身の人間〉を軽妙に読ませてくれる本書はやはり面白い。特に印象的だったのは、「全身を強く打って死亡」の実態と、虫二例。2017/07/17
chatnoir
16
普通の人は知りたくないであろう事実(だろうと思う)が満載。女性は病死しないと大変な恥辱を味わう可能性があるらしい。後は、青木ヶ原で自殺して身元が分かった人の家は高確率で汚部屋らしい。気持ちが荒んだら実生活はそうなるかもね。後はやっぱり悪徳業者に注意なんですね。2017/07/03