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内容説明
「お金がなくても幸せ」の条件とは? 『下流社会』刊行から11年。現在の日本の下流社会的状況の中から65歳以上の高齢者(シニア)の下流化の状況を分析するとともに、お金はないが幸福な老人になる条件は何かを考える。『投資家が「お金」よりも大切にしていること』の藤野英人氏へのインタビューを収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パフちゃん@かのん変更
75
三菱総合研究所の「シニア調査」をもとに、その結果の表すところを読み解く。金融資産が多い人の方が幸福度は高い。が、200万円未満しか資産がない人でも約半数の人達は幸せであると感じている。女性は家族と死別、離別しても資産が2000万円以上あれば幸せだと感じている。一人暮らしの女性は子供や孫、趣味の仲間との交流で幸せを感じる。一方、一人暮らしの男性は子供や孫より異性の友達がいれば幸せを感じるらしい。いずれにせよ、資産は多い方がいいが、下流でも幸せだという人たちは自分が健康で、家族や友達と交流している。2016/12/01
ヒデミン@もも
43
シニア世代でなくても、すべての人に当てはまる分析。巻末のひふみ投信藤野英人さんとの対談が良かった。2017/03/29
団塊シニア
42
テーマはいいいがデータのグラフ化がわかりにくいのが難点、もっと事例を交えての内容にしたほうが読み手を惹きつけると思う。2016/04/17
ほじゅどー
16
★高齢化社会で65歳以上のシニアが増えるが、特に増えるのは、一人暮らしの女性の老人である。シニアに限らないが、資産があっても友人がいないより、資産がなくても友人がいる方が幸福度が高い。このような友人、趣味の仲間、一緒に何かを楽しめる人、手を貸したり借りたり、知恵を貸したり借りたりできる人を持つことが重要という。男性では学生時代からの友人が多いほど幸福度が高い。女性は趣味・教養の友人の数が多いほど幸福度が高い。他人の幸せを考える人に幸福度が高いが、金持ちになり、高級品を身に付けたい人ほど幸福度が低い(笑)2016/06/05
アイスマン
14
リタイヤ後の男性が地域社会に入りずらい理由の1つは、男性が自分の得意な事を武器にして地域に入ろうとするからではないだろうか。 自分の得意な事を自慢したがるので、煙たがられるのである。 そうではなく、興味があるけど得意でない事、関心はあるけどよく知らない事を契機にした方が他者と繋がりやすいのではないか。 自分の得意な事は頼まれて初めて示せばいいのである。 2019/03/07
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