内容説明
小さな会社でデザイナーとして働く小毬。彼女は、雨の日に電車で見かける素敵な男性に憧れていた。彼を見つめる時間を原動力として仕事に励む小毬は、ある日、新規クライアントの会社に赴くことに。すると、その会社の社長があの電車の彼だった! その上、彼も小毬のことを見ていたと言う。ときめく彼女に、その人はなぜか『女心がわからない自分に恋愛を教えて』と頼んでくる。恋愛経験の乏しい小毬は困惑したもののうまく断れず、恋愛指南役を引き受けてしまった。こうなったらやれるだけやろうと一生懸命教えるが、なぜかレッスンというより迫られているよう。次第に小毬は、彼に惹かれていく気持ちを止められなくなって――!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かず
4
小鞠は雨の日だけ通勤電車に乗ってくる男性に憧れていた。仕事でその男性、板倉と出会うが板倉はプライベートで女心を指南してほいしと小鞠に頼む。2人で会ううちに小鞠は板倉にひかれていくが、小鞠が色仕掛けで仕事をとっているという噂が出回る。あまり指南している感じはなくて、ただふたりがデートしているだけなので、ふたりが思い合ってるのに、なかなか前に進まない感じがいい。普通に告白してたら簡単だっただろうけど、それじゃあ面白くないからね。2018/12/28
あんにょん
0
雨の日が好きになりそうですね2017/12/09
ちゃろ
0
★★★☆☆2017/09/15