内容説明
20世紀はじめにセンスデータ説によって興隆をみせた「知覚の哲学」。一度は忘れ去られたこの領域が一世紀を経て、意識の自然化の問題に注目が集まったことにより、新たに息を吹き返した。
分析哲学、現象学、心の哲学、美学、認知科学、認識論や存在論を総動員した最新の「知覚の哲学」から、事物の種類、他者の情動、音の不在、美的性質など、一見すると「理解」「判断」されると思われるものが、実は知覚されうる可能性を探る、野心的な試み。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
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知覚の哲学 基本 応用 理解 判断対象も知覚? 高次モード知覚説 物 モード ゲシュタルト 全体論特徴 高次性質 知覚可能性議論 低次性質vs高次性質 知覚 判断 境界線どこ 錯覚 知覚 思考区別 無意識推論 知覚 意識自然化 クオリア 懐疑論 幻覚論法 共通要素原理 知覚 幻覚 センスデータ 心的な知覚対象 知覚経験 概念的 非概念的 現象学 他者情動把握 付帯現前 見えぬ裏側予期 音の不在知覚 音脈 美的性質 知覚か評価 知覚体制化 知識経験影響 高次モード説 存在 認識課題 知覚 判断 境界線引けず2017/07/16