内容説明
【仕事ができる人は文章が書ける人だ!】「お前の言いたいことはサッパリわからん」では、まずくない? 作文、論文、レポート、報告書、メール、手紙……。仕事と人生についてまわる「文章力」を“考えたことをどう文字化するか”という根本から鍛える。これで、スラスラ書ける、きちんと伝わる、うまいと言われる! 『書くことが思いつかない人のための文章術』が10万部突破の著者による“近藤流文章術”の集大成。 【著者からのメッセージ――「はじめに」より抜粋】本書のタイトルは「13歳から」と銘打っています。中学生になり、書いて考える必要性が増す年齢ですが、この頃から身につけた文書作法で「どこに出ても大丈夫な大人」でありたいという願いをも込めたものです。ですから、これから始まる文章講座は、大人なら普通に持っているはずの常識的な事柄を含む一方で、今さら聞きづらい大人のみなさんの疑問にも触れたものにしたいと思います。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のえる
19
図書館本。 読メでも文章表現が素晴らしい方々が多く、スキル向上したい気持ちが湧き、久々に文章の書き方に関する本をチョイス。基本は何ぞやと言うことでジュニアコーナーにて。 『13歳から』という表題の割に所々難しい印象を抱いた。いつの間にか読点の打ち方に迷う自分は「スマホの人」になっているんだろうな。 “人と同じこと”に安心感を抱いてしまう一方、その状況ではオリジナルな文章は書けない。他との比較や時の経過を比較する等自身が気付いたこと、独自の内容を独りよがりにならないよう伝わる表現で書いていきたい。2020/10/24
俊
12
作文の基本的な「型」が学べる。提示される各ポイントを意識すれば苦手な人でもある程度の文章が書けそうだ。ただ、良くも悪くも基礎なので、発展的な内容を求める人には物足りないだろう。2017/10/11
コダマ@ようやっとる!
10
書く以上は誰かに見てもらう事が目的になる。話の確信をみつけてどういう話にしたいのか終わりを意識する。 2020/08/15
joyjoy
7
自分自身も「スマホのひと」になりつつあるのでは、と反省。最近の娘とのラインでのやりとり、つい彼女に合わせて短文に。多少、鬱陶しがられても、自分の本来の言葉で、文章で、文体で?、綴るべきかも、と感じた。また、手で書く機会も減っている。読書記録も、ノートに書いていたころとは変わってきているかも。「書いて考える人」になりたい。小林秀雄氏の学生への話「本居宜長『古事記伝』によると、〈考える〉という言葉は〈自分が身をもって相手と交わる〉ことだ」との話が心に残る。「交わり」は自分のキーワードのひとつにしたい。2022/04/24
ヨハネス
7
読メその他SNSの文章を磨きたいと思っています。一、自分にしか書けないことを二、誰が読んでもわかるようにを肝に銘じたいです。誰にでも書けることを自分しかわからないような文章で書いているということが確かに読メで散見されますね。13歳から読まれることを想定してか、語り口はやさしいです。さすがに50代のあたしは気を付けていることばかりでしたが、自分の文章を読み直すと間違いに気づくことも多いのでしっかり読み直そう。「と思います」をなるべく減らすのも小学生のころから気を付けていたけどPCで書くとつい使ってしまう。2017/08/26