生き抜くための恋愛相談

著者名：桃山商事【著】

イースト・プレス（2017/09発売）

• ISBN：9784781615684

内容説明

ズバっと言わないけど、読むとスッキリ！

「よくある悩み相談とは一線を画す、理論派の論理的思考。平匡さんが書いてるのかと思いました。」海野つなみ（漫画家／『逃げるは恥だが役に立つ』作者）

16年で1000人以上の女性の悩みに寄り添う「恋愛相談のプロ」が、あなたのモヤモヤの核心に迫る！「日経ウーマンオンライン」での人気連載、待望の書籍化。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[mincharos]

よく恋バナする男友達に勧められた桃山商事。友達が勧めてくれたのは「モテとか愛され以外～」だったけど、図書館になかったのでこっちから。「男の人ってなんですぐに不機嫌になるの？」の章が為になった！！男性は赤ちゃんとニアリーで生理的ストレスへの耐性が低い為、空腹や眠気やなんかですぐ不機嫌になるけど、プライドがあって不機嫌の理由を説明したがらない。不機嫌は便利な手段で、プライドも保てる＆相手が合わせてくれて要望が通る。なのでついつい使ってしまうらしい。（続く）

2021/06/07

[kana]

生き抜くというより息抜き的な感じで楽しく読了。論理的に状況を分析しつつも、結論が押し付けがましくなく優しくて、しいたけ占い的なほっこり感があります。日経ウーマンに連載されてたこともあり、働くアラサー女性からの相談が多いのも身近な感じで良い。好きな人にはいつも彼氏がとか、既婚男性から告白されたとか定番ネタも良いですが、個人的には男性が急に不機嫌になってそれを態度で表す理由とその対処法は新鮮で面白かったしKindleでたくさんハイライトが付いてました。こんなふうに誰かと話せたら確かに早くすっきりできそうです。

2019/02/17

[いぼいのしし]

相談する人も薄々わかっていても納得できずに明確な回答が欲しいのだろうなぁ。回答者は男性だからなのか、一歩引いて冷静に分析している印象。いいか悪いかは別として、ありきたりな回答ではないところがおもしろかった。

2020/09/13

[にゃおこ]

他の本を読むつもりが、パラパラっと見たら面白くって止まらず。学生の頃から16年間、異性の恋バナを傾聴してきた男性2人のお悩み相談本なんですけど、臨床経験を積んだカウンセラーの見事なコーチングのような、当事者研究でモヤモヤを見事に言語化、分析する研究者のようなお二人の回答は、ちょっと前に読んだサンキュータツオさんの時も思ったけど、日本男性一部超進化してる？女性を逆なでしない言い回しと理論的さ加減が絶妙でした。語りの脳内再生像は長谷川博己〜セカンドバージンのじゃなくシンゴジラの方。

2019/07/14

[はづき]

非常にためになる本だった。いま実際に悩んでいることへの特効薬（マニュアルやハウツー）にはならなくても、悩んでいること（現在地）はなにか、脱却するためにどうすべきかがロジカルに展開されていて人間関係一般や相談（恋愛以外も）を受けたときにどういう態度をとるべきかの参考になる。

2018/04/07