内容説明
本書の見どころは、棋士たちとの対比にある。それぞれの心内に秘めた意地。しかし、その意地をも凌駕する藤井四段の強さ。ごまかしの効かない世界の厳しさが、読み手の心を打つ。
また「子どもには好きなように。親は見守るだけ」という家族の方針から、才能の伸ばし方も読み取れる。秘蔵カラー写真を含めた藤井聡太四段の魅力を詰め込んだ1冊!
強い強いと誰もが言うが、果たして藤井聡太はどう強いのか?そしてなぜ強いのか?その理由に迫るのが本書です。 盤を抱きしめて泣いた負けず嫌いの小学生時代。
「子どもにはやりたいように。親は見守る」という家族の教育方針。クリスマスイブの62歳差のデビュー戦。
そして29連勝、初黒星。ドラマチック、かつ爽やかな藤井聡太四段の魅力を、秘蔵の写真と共にお届けします。 読後、きっと将棋自体を好きになってる1冊です! !
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
さっこ
56
藤井棋聖の関連本は読んだことが無かったのですが、あまりにも表紙が可愛かったので思わず手に取りました。藤井棋聖が天才だということは最早言わずもがなですが、それに見合った努力や研鑽を積んでいるのだろうと思います。この作品はそういうところにあまり深く入っていっていないように思えて少し残念。野球やボクシングなどあまり関係ない部分もあり、そこは飛ばし読み。現在二冠に向けて王位戦も王手ですが、マスコミのフィーバーに潰されることなく大輪の花を咲かせてほしいと願っています。余談ですが、豊島竜王名人が不調でとっても心配。2020/08/13
涼
51
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/03/post-23097c.html 出版は2017年。当時までに対戦した相手のことや将棋の言葉など、お一人お一人、一つ一つ解説があるのはありがたかったです。2024/03/04
なないろ花色(はないろ)世界はひとつ
35
綿密な取材による、最大級に、すべての将棋のプロ棋士をリスペクトする姿勢が伝わってくる文章と、丹念に聡太くんの対戦相手との経過を描写しているのが素晴らしいです。聡太くんの凄さ素敵さが実感できる一冊です。2017/12/22
澤水月
27
共同通信記者の仕事ぶりに非常に興味、地方紙も共同配信の記事を元に号外作るほどの騒動!ルール等判らず人物評伝、エピを求めてたので面白く読めた、「光速の寄せ」「羽生マジック」は有名だけど「ゴキゲン中飛車の近藤」とかずらり並ぶ二つ名が楽しい。女流のエピもしっかり書くのは特筆すべきと思う(これまで読んだ類書には女いないのか?てほど絶無だった)。突貫で作られているのでボクシングやイチローの部分で何とか紙幅稼ごうとしてるのはちょっと…それでも信頼関係から他にない写真やエピ豊富。「デビューからの連勝」凄さが実感できた2017/12/20
勝ちねこキキ
24
年末年始、脳内盤上で駒を動かしながらゆっくりと読んだ。そもそも、小4男児の最近面白かった本1位が「海賊と呼ばれた男(百田尚樹)」、2位が「深夜特急(沢木耕太郎)」、3位が「アド・バード(椎名誠)」って…。しかも、将来の夢が「名人をこす(越す)」と、具体的なのも興味深い。就学前に解いた詰将棋もさすが(私は解けなかった)。負けた時の号泣は感情の整理をしている、などの教師からの目線は勉強になった。藤井くんの今後の活躍も目が離せないものだ。2026/01/09




