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内容説明
本書では,初心者でも読み進めることができるように,確率・統計の基本から丁寧に解説し,まずは回帰分析を徹底的にマスターします。また,操作変数法,パネル・データ分析などの応用手法も,できるだけ直観的な説明を重視し紹介しています。
練習問題も豊富に用意し,1つ1つ理解を確認し,手を動かしながら学べるようになっています。専用のウェブサポートページでは,本書で示した例題/練習問題のデータ,StataやR,gretlによる実行例も用意しました。
※この商品は冊子版の版面そのままの電子書籍です。レイアウトを変更することはできませんので,大きなディスプレイを備えた端末でのご利用をおすすめします。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まろにしも
10
★★★★「基本統計学」で回帰分析の基本を読んでいたこともあり、すんなりと読めた。実例が豊富でイメージを掴みやすかった。計量経済学には魔物的な魅力がある。しかしハマるには、まだまだ遠い壁がある。2017/09/24
Nobu A
6
流し読み読了。一言一句正確には覚えていないが、本著が紹介されていた本に「数式が最小限で、演習問題付きだから分かり易い」と宣伝。いやいや、それは理系のデータに強い人達にとってでしょう(苦笑)。因果推論をもっと理解したく手に取った本。計量経済学は独学では難しそう。それが理解出来ただけでも収穫。実際にデータ分析を試みる際に、書架から引っ張り出そう。再読の日が来ますように。2020/08/27
GASHOW
4
難しーー。数学が、ああ数学が。2018/03/27
shin
3
データ分析を考えていると、どうしても疑似相関を排除しないと間違った結論を導いてしまう、と思うことが多々ある。因果を主要な関心として方法論を整備しているのが計量経済学で、この本は基本的な方法論を速習できる。 理工系のデータ分析とビジネスでのデータ分析の間に断絶を感じていたが、まさに計量経済学がその間を埋めていた。もっと早く知ることができればよかった。2020/04/29
shin_ash
3
確率・統計の基礎スタートして実証分析の手法までを考え方を発展させながら解説。特に広範囲になりがちな確率・統計の基礎を最低限度の要点に絞って解説しているが、そのトピックのチョイスが秀逸。それらのトピックも難解な抽象概念に踏み込むちょっと手前までの平易な概念的説明に留めていることがわかりやすい。改めて復習になった。実証分析手法の部分も実践に必要な最低限度の要素は押さえているので、あとがきにある様に、後は実践を通じて身につけて行くべきだと思う。入門書として勧められる良書である。2017/11/18