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内容説明
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「おさるシリーズ」は1991年の『おさるのまいにち』以来、20年間にわたって親しまれてきたロングセラーです。多くの賞も受賞し、非常に高い評価を得てきました。今回のテーマは「昼と夜」です。夜中に目覚めたおさるが、ふだん感じることのない夜の長さに気づきます。そして、実は自分がここにいるのが特別なことで、真っ暗でなにもないことが普通なのではないか…と、思索をひろげていきます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
杏子
23
図書館の新刊棚で立ち読み。意外に深い内容でびっくりした。かわいらしい絵と文字が大きいだけで、低学年用にしてしまってもよいものか? 大きい子たちにもオススメできそう。もちろん大人の方にも!2017/10/07
anne@灯れ松明の火
20
読友さんご紹介。遠い方の新着棚で。「いつもと かわらない とくべつが、きょうも また はじまりました」。 「いつもとかわらない」ことと「とくべつ」なこと。相反するようで、実はつながっているんだな。変わらない日常、でもそれはとても有難い特別なことなんだな。平仮名ばかりで、絵も、繰り返しも多い児童書だけれど、深い。2017/08/21
gerBera.m
10
夜だけあってなんか黒い🐦⬛ページが多い。相変わらず絵がほとんどで、低学年の絵本からの移行にピッタリ。あのセリフどっかで読んだような。と思いつつ。今回もありがとう楽しいです。2024/10/20
遠い日
9
ここに在ることの「普通」や「いつも」。在るということを受け入れている状態。かたや、「ない」=生きていないとはどういうことか。「死」と呼ぶのは簡単だが、「いない」という状態がどういうことなのか。闇の深さ。光の中で生きること。深く大きく重いテーマ。毎日朝が来ることは普通で、そして、特別。かけがえのない時間。そして、かけがえのない自分。2017/08/11
こゆ
6
3歳児が図書館で自分で選んだ絵本。ある日、夜中に目覚めてしまったおさる。いつもは夜に目が覚めることはないけど、いざ起きてみるとなかなか朝が来ない。おじいちゃんと一緒におしっこするのがなんかかわいい。普通の毎日が送れることは、特別だ。2017/10/08