内容説明
「私の勘では犯人はこの中にいるわ!」
藤堂が転校して一か月が過ぎたある日、池田たちのクラスに生徒会長・冬樹未来が現れる。
女子寮で起こった下着盗難事件の犯人を捜している、といきり立つ彼女。
言われるまま池田が己のロッカーを空けると、そこには――件の下着が入っていて!?
「は、嵌められた!?」
「やっぱりアンタだったのね。私のパンツを返せぇえええええ!」
こうして始まる学園裁判。
仲間を巻き込み紛糾する法廷闘争は、やがて下級生VS上級生の≪血魔法(ブラッドノア)≫バトルへと拡大していくのだが――。
熱き血潮が弾け飛ぶ、血まみれの青春学園異能バトル、第2弾! ※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
4
平穏へと戻りゆく中、池田が冤罪を着せられ裁判に巻き込まれる今巻。―――真の力で、過去の因縁をぶっ飛ばせ。上級生、そして過去の因縁に立ち向かう今巻は更に力を増した男子達を中心に巻き起こるバカ騒ぎ、ヒロインとのいちゃいちゃとした甘い展開、そして血が舞い踊り、その果てに真の力が目覚める熱いバトルが、更に匂いと熱さを増して繰り広げられ、前巻にも増して読みごたえがあり楽しめる巻へと仕上がっている。因縁を叩き潰し、池田はこれからどんな相手と戦うのか。そしてまだまだ気になる恋の行方とは。 次巻も楽しみである。2017/09/18
よちたか
3
男子高校生たちのお馬鹿なノリが楽しい作品なのだが、メインはあくまで血液を媒介にした特殊能力によるバトル。そのメインの方が正直平凡でありきたりな内容なので、作品自体も微妙な出来になってしまった印象。登場人物が無駄に多いために、一人一人のキャラが薄く、主人公も掘り下げ不足。もう少しテーマやキャラを絞った方が良かったのではないだろうか。そもそも、バトルものが余り向いている気がしないので、男子高校生たちのドタバタコメディに特化させた方が、バカテスに匹敵するような作品になれたかもしれない。色々と惜しいと感じた作品。2018/01/14
さあささん
2
血を使って戦う話の2巻です。/主人公は実はという前巻から、その線をさらに掘り下げつつイチャラブ成分もぶっ込んできてます。ただ主人公の因縁の相手と黒幕な先生が出てくるタイミングと決着が微妙にあっさりし過ぎな気はしますね。というか新キャラの生徒会メンツがかませ感すごいですね。黒幕すらギャグっぽく処理して完結っぽい雰囲気ですが、次巻はあるのでしょうか? 恋愛面残っているのでちょっと期待です。2017/12/17
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