内容説明
「いちげんさんお断り」のシステムは、不文律を知らない観光客からお店を守ると同時に、観光客に、場違いでいたたまれない思いをさせないための親切な仕組みなのだ、と教えられた。カフェは、そのような心配のない唯一の場所。いちげんさんも常連客も、心やすらかにコーヒー一杯分のおもてなしを受けられる。方向音痴の私が京都のあちこちで出会ったカフェについて、ささやかな伝言をお届けします。(著者の言葉)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ケイ
49
付箋だらけになった。本好きとしてはやはり本を読める所をまず訪れたい。これから寒くなるまでは、鴨川や高瀬川沿いのカフェも惹かれる。今まで友人に連れて行ってもらった所が7軒。その様子とここでの紹介され方を比べると、概ね正しい感じ。苦手もあったが…、あのタール様のコーヒーは飲めなかった…。今月は京都に連日通わなければならないので、息抜きに数軒行ってみよう!カフェというより、和式喫茶店も数軒紹介されていた。個人的にはやはりコーヒーを飲みに行きたい。2013/09/03
きつねこ
44
京都の街の喫茶室がいっぱい~。カフェでも喫茶店でもなく喫茶室って感じかな~。お店ごとの繋がりや歴史も読み取れ興味深い~。ん十年前の私の学生時代からあるお店もちらほら。残念ながらバイトしていた喫茶店はとうになくなってしまいました。ネルドリップでたててたの、思い出しました。バイト歴代のアルバムがあったなあ。2015/03/25
mitei
43
やっぱり京都はいいなぁ。2012/01/28
とびほびこび
42
「まさかこれほどとは・・」という程の衝撃を受けた魅惑の京都カフェ。少なからず京都の珈琲店に対するイメージはいままでぼんやりと描いていたが、それをはるかに上回る事がこの本を読んで分かった。もはや店そのものが芸術作品のように存在し、癒しと安らぎの空間を提供してくれる。特に印象深いのはモームの小説と同じ店名「月と六ペンス」。厳選された本に囲まれたカフェはひとときの夢にひたれる静謐な「月」の世界という表現がなんとも心憎い。この本片手に京都旅行に行きたくなること間違いなしです。2015/02/08
サルビア
39
この本は、確か単行本サイズですが、私が読んだのは文庫本サイズの方でした。中身は同じかと思いますが、このサイズだと持ち運びに便利です。 川口葉子さんが巡った京都のカフェの数々はどれもとても素敵で、時間をかけてゆっくり回ってみたいです。中でも直珈琲とcafé dojiとcafé ヘロンに行ってみたいです。2015/11/11
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