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内容説明
「時間・場所・組織にしばられず、遊牧民のように移動しながら仕事をする」ノマドワークは、「自由な働き方」の1つとして近年注目を集めています。
しかし、その実態は甘くはありません。本質的には「フリーランス」に近いノマドは、自由と不自由の間を揺れ動く存在です。仕事がなくなるリスクを負い、孤独に耐え、知恵をしぼって働かないと、食べていけないのです。
本書では、長年「働き方」を研究してきた著者が、「仕事の出来にかかわる<期待値>の調整法」「自由を確保し成果も出す時間管理の仕方」「複数の収入源をつくるコツ」など、「食えるノマド」になるためには欠かせない、実践的な仕事術を紹介します!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
阿呆った(旧・ことうら)
16
当たり前ですが、自由な生き方は孤独と不安が大きいと言うこと。会社には縛られなくとも、仕事には縛られる。自分の代わりなどいくらでもいて仕事がなくなるリスクが常にある。おっしゃる通りと言う印象。2016/02/22
ヨータン
13
ノマドって、自由で楽しそうなイメージがあるけど実際は会社勤めより厳しい世界。まずはノマドとかフリーランスと言うのは置いておいて、今の仕事で結果を出すことに全力を注ごうと思いました。それができないと「ノマド」にはなれるけど「食えるノマド」にはなれっこないので。2014/04/20
晴れ女のMoeco
6
社畜すらなれなきゃノマドになんてなれない。ノマドに対する「幻想」をきちんと指摘しつ、それでも自由に働きたいならどうすれば良いか?という本。うん、いくら自分が「フリー」でも、仕事相手が組織なんだから、組織の仕組みを知るためにも一度は会社勤めは必要だよね。打ち合わせの一つとっても、会社勤めで仕事の仕方を学べるし。ノマド昔から自由な働き方は礼賛されていて、名前が変わっただけなのねー。個人的には常見さんにはキャリア論だけではなく、マクロな側面で労働社会学の本を出してほしいなぁ。2013/03/10
takachan
5
新しい情報は少なかったけど、納得できた。まぁ、そんなもんだろうって感じ。そういえば、Windows95の頃から携帯にモデムつないで喫茶店からメール読んだりしてたしな。2015/02/02
yamaneko*
4
ノマドとフリーターのいったいどこが違うのか?独立して仕事を得るには、期待に応える努力、地道な活動、自己統制力が必要と説く。ノマド推奨本とセットで読みたい本。2013/07/07