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内容説明
研究でも教育でも羨望の眼差しで語られることが多い米国トップ校。だが、その一つであるプリンストンで教えるようになった東大教授は、日本に蔓延する幻想に疑問を投げかける。語られなかった「白熱教室」の内実。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gonta19
91
2017/9/14 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。 2017/10/8〜10/14 東大とプリンストン大という日米のトップ校で教授経験のある筆者の日米大学比較論。要するにどちらも良いところも悪いところもある、ということだが、良くある米国大学礼賛ではなく、日本側にやや分があり、というところが本書の特徴であろうか。 何でもそうであるが、形だけ模倣して日本に取り込むことはほんとに辞めた方が良いと思う。取り入れるのであれば、その文化的背景も取り入れないと絶対に失敗する(法科大学院のように)。2017/10/14
サトシ@朝練ファイト
25
プリンストン大学で教える筆者が「米国トップ校=スゴイ」を検証します。そもそもどんな人が米国トップ校に入学できるのか?親の年収はいくら?そんな事も含めて解説してくれまた、日本の大学の良さも気付かせてくれます。2019/09/08
たらちゃん
11
ハーバードやプリンストンのような世界のトップ校どころか、日本の一地方大学で過ごした私にとって大学で大切なことは、知名度や財政力といったものではなく、トップの思いと出会う友達。2020/06/27
isao_key
10
米国の上位に位置するプリンストン大学で4年間客員教授を務め、現在東京大学教授である著者が、日米大学の強みと弱みを検証している。日本の大学では最近入試にアメリカ式の人物評価を取り入れる動きがあるが、この制度は前提として高校の成績が優秀であり、人と異なる体験を書いたエッセイが必要である。高評価を得るためには低学年から課外活動も行わなければならず、息つく暇もない。その点日本の学力試験は、入試の公平性とコストパフォーマンスの良さでは優れている。米国でも博士号を取得しても就業できるのは6割程度であり就職難は同じ。2017/09/29
shushu
5
日米のトップ大学、プリンストンと東京大を比較し、検証した本。読んだ印象だと、学部を東大で、院をプリンストンで過ごすと有意義なのかな、という感じ。有名米国大学だと学部レベルは院生が教えるのが多く、有名教授は講義を持たないし、東大の少人数クラス・ゼミは貴重だから。ここで比較先がアマースト等のリベラルアーツカレッジだとどうなるのであろうか?2021/07/24
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