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内容説明
●金利について知っているか知らないかで生涯使えるお金に差がつく! 日本が超低金利にあえぐなか、我々はどうすればいいのか。金利の基本のキから、ビットコインの隆盛まで、この1冊で金利についてまるまる理解することができます。
●「そもそも、なんで金利は変動するの?」「マイナス金利だと、預金のお金が減っちゃうの?」という単純な疑問から、「超低金利だから借りるはトクにも落とし穴」「低金利からの脱出方法はあるの?」ということまで、図や例などを多用した記述から、その答えを知ることができます。
●低金利は、「未来の方が価値が低い世界」を意味します。人類が再び強く歩き始めるためにはどうするか。最後は著者の熱いメッセージで締めくくります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まゆまゆ
9
金利には元手から余分に生まれる収穫への見返りや、危険に対する保険、モノの値段の変化の調整、アメとムチの効果といった性質や役割がある。未来のことを考えると、現在のマイナス金利は不吉な未来予想なのか。人口減少、高齢化を考えると、イノベーションにより技術革新が起こらない限りマイナス金利は解消されない!?2017/12/18
バーベナ
3
最初は金利なんて~債権なんて~関係ないわ~。と思って胃だのですが、ごめんなさい。今後はもっと気にします。金利は未来への期待の値段。この言葉は肝に銘じます。アメリカも人口減少に直面し、とその政策で受け入れた移民さえも高齢化していることに危機感。2019/04/22
** みく **
3
超入門の割に難しい2017/11/13
Yoshi
1
「長い期間の金利には、将来の金利に対する予想が含まれている」「金利を動かす『バランス』にとって重要なのは、(1)それが反映している経済やインフレの状態、(2)金融政策でコントロールされる銀行間市場の金利、そして、(3)短い期間の金利と長い期間の金利の関係、です」など、漠然としていた金利のイメージがだいぶクリアになり、学ぶところが大きかった。長期金利低下の意味について深く考えさせられた一冊。2019/01/03
Atsushi
1
金利という概念は、3500年以上前のバビロニア王国の時代には、穀物を取引するルールとして、既に存続していた。当時、最も高い金利は、年33%で種の貸し借り が行われ、妻子や家のドア(当時木材は、価値のあるもの)などが担保として扱われた。返済できない場合は、その分働くことによって「返済した」とすることができたが、3ヶ月以上働かすのは禁止とされており、債務者保護の制度が存在していたことに驚いた。(1日につき何時間働かされていたのか分からないが…)2018/11/08