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内容説明
妹を死に追いやった探偵「死神」を求め、悪徳探偵を討つことを生業とした探偵の探偵・紗崎玲奈。妹の死の真相について新たな情報を手にした玲奈は、業界最大の探偵・阿比留に戦いを挑むのだが──稀代のストーリーテラー・松岡圭祐の大人気クライムノベルを、最麗絵師・清原紘が完全コミカライズ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
APIRU
5
小説でのバイオレンスな展開も、画が付くことで痛々しさが増してる気がします。改めて、えらいコトになってるなぁ、と妙に感心しました。最後のお見舞いは原作でも好きな場面でしたが、そちらには登場しない少女とのやり取りがアレンジとして加わっており、これもまた良い終り方でした。『千里眼』や『鑑定士Q』はジャスティス世の為人の為な印象が強いのですが、こちらは亡妹の復讐というダークさを纏っておりその痛みや哀絶を見せる本シリーズは、中々どうして魅かれるものがあります。本作はそんな原作が丁寧に描かれており始終良い印象でした。2018/01/29
紫雲寺 篝
5
妹咲良の事件を担当した嘱託医の言葉から、新たな誘拐事件が大きな意味を持ち始める。暗躍する阿比留、そして阿比留の罠に傷ついていく紗崎。果たして、事件の真相に辿り着く事は出来るのか……!?1,2巻通して、不要な物を一切排除したストーリーだったんだな、と思う。「探偵」シリーズと銘打っているので人気だったらこの後も続くのかもしれないが、今巻の事件は一旦ここで終幕を迎える。シリアスだし、「リアル」な感じはあって、それっぽいなぁとは思うんだけど、やっぱり最後まで乗り切れなかったなぁ。2017/09/17
davi
4
「了」ってなってるのはこのエピソードに関してなのか。このシリーズに関してなのか?いずれにしろ物語は閉じられていない感じ。2017/10/28
毎日が日曜日
3
好きな描き手と松岡圭祐の作品の中では好きなシリーズだったのにここで終わりなのは残念。せめて原作の完結まで続けてほしかった。2017/09/06
かぴばら
2
「実際の探偵は推理小説とは違う」みたいなテーマかと思いきや、普通に推理小説的に事件を解決しててうーん。 敵味方含めて登場人物があまり賢くないのもあってシーンに重みを感じられなかった。2019/10/01
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