イヤな気分をパッと手放す「自分思考」のすすめ - 他人にも感情にも振り回されない方法

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イヤな気分をパッと手放す「自分思考」のすすめ - 他人にも感情にも振り回されない方法

  • 著者名:玉川真里
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 誠文堂新光社(2017/08発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784416617649

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内容説明

もう誰かに振り回されたくない! ならば、どうする?
3万人の自衛隊員の心を救った「行列のできる臨床心理士」が教える、他人に振り回されるのではなく、自分らしく生きるための唯一のメソッド。

「イヤな気分」とは、他人の言動に振り回されて感じる不快な感情のこと。
放っておくとうつ状態になってしまうこともある。
「イヤな気分」を解消する唯一の方法は、他者からの評価を気にして思考・行動する「他者思考」から、自分がどうしたいかを基準に考えて行動する「自分思考」に視点をスイッチすること。

本書では、臨床心理士としての豊富な経験、また、自身が重度のうつから這い上がってきた経験をもとに体系化した「自分思考」で生きる方法論を、余すことなく徹底解説します。

【「はじめに」より】

落ち込み、イライラ、ゆううつ、不安……。
生きていれば日々いろいろなことがあるし、気分が上下するのは当たり前のこと。
でも、「イヤな気分」がどうしてもなくならず、いつまでも長引くのなら、注意が必要です。
じつはこのイヤな気分というのは、私たちを蝕む、意外とやっかいな感情です。
そのまま放っておくと、イヤな気分にどんどん振り回されるようになり、心のエネルギーが次第に失われて、やがて本格的な「うつ状態」へと陥ってしまうのです。

「イヤな気分」とはそもそも何でしょうか?
それは、つらい気持ちや悲しい気持ちというものではなく、「他者からのリアクションや、物事の捉え方からくる不快な感情」のこと。
それが、イヤな気分となってあなたを振り回してしまうのです。

では、そのイヤな気分をどうやったら解消できるのか。
その方法とは、「他者思考」ではなく「自分思考」で生きるということ。
具体的にいうと、他者からの評価を基準に思考・行動するのではなく、自分がどうしたいかを基準に考えて選択・行動するということです。
私はこれを「自分思考の生き方」と呼んでいます。

私はこれまで、臨床心理士として、心に問題を抱える3万人以上の方々の人生にかかわってきました。
そのなかで、いかに多くの人が他者の存在によってイヤな気分を生み出し、エネルギーを消耗し続けているのかを目の当たりにしてきました。
何より、私自身が過去にうつ病を患った際、長く長く、自らの苦しみとしてイヤな気分を体験してきました。
でも、うつ病を患って入院し、何度も壁にぶつかりながら社会復帰する過程で、イヤな気分の正体に気づくことができました。
そして「自分思考」を身につけたことで、以前よりもずっと、イヤな気分とうまくつきあえるようになったのです。

本書では、私の実体験に基づいた「イヤな気分の手放し方」や「自分思考で生きるためのポイント」をお伝えします。
また、自分の大切な人が苦しんでいるときに対処する方法も、あわせてお伝えしたいと思います。

目次

第1章 イヤな気分から抜け出すたったひとつの考え方
第2章 生きづらい人は、魅力的な人
第3章 落ち込みは人生を好転させるチャンス
第4章 「自分の弱さ」から学べるこれだけのこと
第5章 あなたの大切な人がうつ状態になったら

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おれんじぺこ♪(15年生)

27
こういう系の本は、著者との相性もあると思う。申し訳ないけれど私には合わなかった。読了に2週間かかった2018/06/03

梅ちゃん

20
2017.10.03 著者は、つらい子供時代、夫からのDVをうけた結婚生活を送った経験をもつ。自分と向き合うために、なぜこんなにイヤな気分になるのか、なんでこんなに落ち込んでいるのか、これは何が原因なのか、誰との関係でこういうふうになっているのか、他に自分にプラスになる考え方はないのか、という思考パターンをつくってクセにしていくと楽になれるという。 とりあえず、必要に迫られて大急ぎで読んだので、またじっくり読んでみたい。2017/10/03

Artemis

14
イライラの原因の多くは、他人が自分のことを理解してもらえない、期待通りでないことに起因している。でも人は基本わかってくれないもの。わからないから伝えようとするし、相手のこともわかろうとする。自分の心の持ちようで心はずっと穏やかになる。2019/03/16

えみ

9
当たり前だけど、納得できる事と出来ない事があった。死ななければあとは何とでもなる!という精神には納得。常にポジティブに物事をとらえられる思考になれば嫌な事があってもこれは学習のチャンスだ!と明るく生きていけそう。年末にかけ忙しくなる仕事でイライラすることも増えて、毎年憂鬱になる。だからその前の対策としてこの本を読んだ。感想としては、今すぐ役立つ本というより、うつ病を例にとっていることが多いのでいつかうつ病を発症したら思い出したい一冊として心に刻んだ。2017/10/28

9
☆52017/10/09

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