名探偵ホームズ 消えた花むこ

著者名：コナン・ドイル【著】/日暮まさみち【訳】/青山浩行【絵】

講談社（2017/10発売）

• ISBN：9784062851947

内容説明

不穏な発端、意外な展開、驚くべきクライマックスと爽快感あふれる結末。ミステリーの醍醐味がとことん凝縮された名作ミステリー！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ガーガー]

シャーロック・ホームズが負けてしまった唯一の女性、アイリーン・アドガー。名前だけは知っていたけど、やり口がとても鮮やかだ。最後、王様に彼女の写真を貰ったのは、自分に勝った彼女をある意味尊敬しているからなんだろうなと思ったり。『ボスコム谷のなぞ』の最後は、加害者の動機を聞いてなんとも言えない気持ちになった…。

2018/04/07

[サティーシャ]

結婚式の当日に教会へ向かう馬車から消えてしまった花むこをさがし出す『消えた花むこ』近々結婚予定のボヘミヤ国王自身が依頼主で昔付き合った人との写真を取り戻す『ボヘミア王のスキャンダル』オーストラリアの金鉱でひと財産作った大地主の秘密『ボスコム谷のなぞ』歴史の古い一族の儀式書の謎『マスグレーブ家の儀式』の4編

2017/07/01

[nosi]

「ボヘミア王のスキャンダル」は子供の頃に読んだときにかなり印象に残った作品だったので懐かしかった。冒頭のホームズを精密機械に例えるくだりとか。ホームズに一目置かれるアイリーン・アドラーさん凄い。

2013/01/27