内容説明
有限要素法解析において,メッシュの切り方は結果に大きく影響します.しかし,必ずしも理論だけでは説明しきれないことから,いままでどこにもまとめられることはありませんでした,
本書では,13種類の例題を通して,構造の種類や解析目的ごとに「経験に裏打ちされた,メッシュの切り方の目安」をまとめました.
目次
【基礎編】
第1章 有限要素法と要素分割
第2章 一般3次元体構造を解く
第3章 板構造を解く
第4章 骨組構造を解く
【応用編】
第5章 特異点の応力解析
第6章 接触部の応力解析
第7章 弾塑性解析
第8章 振動解析
第9章 熱伝導解析と熱応力解析
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
vinlandmbit
44
図書館本。有限要素法用いた構造解析について非常に丁寧に解説してくれており、自分の様な初学者はもちろん、中級者以上にも役に立つ内容だと感じました。2021/03/18
まつ
0
おおむねタイトルの期待どおりでした。標点なるものを決めて、それら標点間を10分割すれば、90%くらいの適正な結果が得られるという内容が主でした。メッシュサイズを変えて結果を収束させていくには違いありませんが、あたりの付け方がこれまで漠然としていました。標点の取り方も経験が必要だと思いますが、メッシュサイズよりは明確なので、人に教えるのにも伝えやすいと感じました。2020/10/07