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内容説明
おいら、ばいきん長屋にすむ、ばいきんあたろー。おいらのしごとは、歯みがきしない子の口の中に入って、チクチクすること。今日は、おとっつぁんのばいきんおにと、初めてのしごとに行くことになった。おいら、公園のところでおかしを食べている女の子を発見。「いいところに目をつけるじゃねぇか」って、おとっつぁん。女の子の家まで後をつけた。おいらたち呪文を唱えて小さくなって、女の子の部屋にこっそり忍びこんだ。いよいよ、女の子の口の中に入ろうと飛び込んだら、おいらだけ鼻の穴の中に入っちまった! 女の子がくしゃみをして、鼻の穴から抜け出せたのはよかったけど、おいら、女の子に見つかっちまって……。女の子はおどろいてたけど、おいらと話をしてくれて一緒に笑って、何だかとっても楽しかった。だからおとっつぁんに話をしたんだ。おいら、人間の子と友達になりたいって……。ばいきんと人間の子どもの心温まる友情物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
9
新刊コーナーで発見! こ、これは、しいこさんの講演会で予告していた作品!『だいすき ひゃっかい』に出てきた”ばいきんおに”の独立作品(笑)。借りようかと思ったが、その場で読めてしまった(笑) ばいきんおにの子ども「あたろー」が主人公。歯磨きしない女の子・かえでに虫歯を作りに行ったのに、みつかって、仲良くなってしまうというお話。あたろーもカワイイし、お父さんもいい味出してる~。もうすぐ来る虫歯の日(6月4日)を意識した出版?(笑)2011/05/29
遠い日
8
とにかく大島妙子さんの挿絵の迫力に押される。ばい菌オニの子どもあたろーの初仕事を巡るエピソード。ばい菌の子どもといえど、普通のやさしい子。人間の友だちが欲しくて、仕事に気持ちが集中しない。強面のおとっつぁんも、どうやら人情家。虫歯を作る仕事もできずじまいだったが、温かな結末にほっこり。2015/07/30
二条ママ
3
長女7歳。図書館本。独り読み。2018/03/25
いっちゃん
0
パパかっこいいのに、息子はおっさんみたいな顔してる。ビジュアルはおいといて、虫歯チクチクにいったのに、友達になっちゃうかわいらしいおはなし。チクチクシーンもみたかったような2013/05/19
Yuri Togawa
0
私は村上しいこさんの児童書の関西弁の愉快なところが大好き。大島さんの独特な絵がさらに愉快な気持ちになります。そして、歯磨きが好きになるように。2011/09/14
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