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内容説明
人生に占める仕事の時間は3割程度。だからこそ自由に、勇気をもって仕事をしよう――。60歳で起業した異色の実業家にして当代随一の読書名人が語る、ふつうだけど大事なこと。「仕事は人生のすべてじゃない」「失敗して当たり前なのだから恐れることはない」「自分が楽しく働くことこそがお客さまのためになる」。読めば20代から50代まで、各々の世代でやっておきたいことが見えてきます。 ※文庫版に掲載の対談は、電子版には収録しておりません。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マエダ
76
こういう本を読むと仕事もプライベートも何も考えていない自分をひしひしと痛感させられる。2017/10/08
Shoji
69
働き方と言うかマインドについて語っています。20代、30代、40代、50代、それぞれの世代での仕事なり考え方に関するアドバイスが書かれています。時代背景や時事問題に言及し、世情と照らし合わせて書かれています。さらに、非常に分かりやすい表現で単純に書かれているのでストンと胸に落ちました。私は50代の給与所得者です。まだまだ頑張ろうという気にさせてくれる一冊でした。2017/06/19
レリナ
30
各々の世代で違う働き方がある。本書は働き方について、著者の経験をもとに書いている。考える癖をつけるのは特に大切だと思った。人から言われたことをそのまま実行するのではなく、自分で少し考えてから行動する。働き方は多様で仕事も様々。しかし、共通することは多々ある。仕事をする上で重要な働き方。楽しんで仕事をするのは難しいと捉えられるかもしれない。自分が楽しんで仕事をすることで、実はそれがお客様のためになる。楽しんで仕事をする大切さを学んだ。まさにタイトル通りの内容。著者の熱を感じた。2019/09/27
空猫
26
タイトルに偽りなし。これから就活を始める20代から現役で働いている世代、リタイア組…とにかくどの世代にも当てはまる『「働き方」の教科書』であり、『人生と仕事とお金の基本 』の指南書である。全ての経営者(政治家含)が出口氏のように考え、勉強や教養を大切にしてくれれば働きやすく生きやすい世の中になるのにな。こういう本をもっと出版して啓蒙してほしい。朝井リョウ氏との対談も楽しい。働く全ての人にお薦め。仕事とは、人生の3割にしか過ぎないただの手段なのだ。 2019/07/09
roatsu
25
読み終えて心から本書と出会えてよかったと思えた。給与所得者の人生と仕事とお金の基本について出口さんが自身の人生経験から諄々と一つの在りようを説いてくれる。自身に関しては30代までの日々を振り返って反省し、また今後に勇気が湧いたそんな一冊。人間チョボチョボ論は浅はかな自意識から行動できなくなる愚かさを戒めてくれ、ライフワークバランスの言葉は仕事に対する向き合い方を考え直させてくれる。雇用政策や社会保障のあるべき姿など、一度出口さんの案に沿って改革してみればいいのにと思えるほど的確な指摘が述べられていた。2017/07/01