内容説明
「子育て神話」を葬り去る、革命の書! 〈本書に登場する事例〉 ・子どもは家と学校とで性格ががらりと変わる ・英才教育を受けた「神童」の多くは悲惨な末路を辿っている ・移民の子どもたちは家では母国語、外では第二言語を話す ・スラム街を去った不良少年の学業成績は劇的に向上した
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
absinthe
221
子育てか・・・親にできることはあまり無いのか。これはそもそも人間の本性に根付いた問題だった。確かに親が馬鹿だったり、親のために育てようなどと浅ましい事を考えるたびに子供が壊れていたら人類は滅びていただろう。子供は育つ能力を持っており、親に出来ることは僅かな手助けに過ぎない。人はよく、根拠も無く『愛情が足りてい』ないなどという意味不明な言葉を使う。そういった紛らわしい表現は今後使わないように使用と決意。2018/03/10
lily
88
子育て自体を楽しんでも期待はしてはいけないね。チャンスの幅を広げて子供自身で選択する道を応援してあげるくらいしかできることはない。成長をみたい時最も合理的な相手は自分自身だ。自由自在である。信頼度も高い。期待もできる。何より楽しいじゃない⁉︎2021/04/12
mariya926
81
橘玲さんの解説がすばらしい。とても長い内容が簡潔にまとめられています。しかも橘玲さんの「言ってはいけない-残酷すぎる真実」にこの本の内容が二章にわたって取り上げられているらしいです。偶然「言ってはいけない」もリクエストしたので読みます。親に出来ることはなるべく良い遺伝子を受け継がせることと、思春期からの環境を整える(よい学校に入れる)ことなんですね。残りは家ではいい子でも外では外のキャラを作ってやっていくので、もう親にできることはないので、親の子育てを責める必要はないそうです。2018/09/12
ステビア
28
共有環境にほとんど影響力がないのは事実だし、社会化に集団が重要だというのもある程度本当だろう。とはいえ展開や構成が冗長で後半は飛ばし読み。もう少しストレートに書いてもよかったと思う。2021/08/05
デビっちん
24
訳者あとがきと橘先生の解説を読めば本の大意はわかるので、時間のない人は、そちらを読むのが吉かと思います。2019/01/26
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