内容説明
日本語は難しい。でも、これ一冊あれば一生困らない! 一人前の大人が知っておくべき重要な言葉「555語」を解説。語彙力がないまま社会人になってしまった人へお勧めしたい、お値打ちの一冊! 語彙力に自信がある人も、テレビなどでもおなじみ、山口謠司先生の解説に、目からウロコが落ちること間違いなし。 【本文より抜粋】◆破天荒(はてんこう)……「天地未開の混沌とした状態をきりひらくこと」また「今まで誰も行えなかった事を成しとげること」をいう言葉で〈以下略〉 ◆姑息(こそく)……「その場しのぎのことをする」という意味です。「姑息な手段」といった言い方で使います〈以下略〉 【もくじ】●第一章 かしこまった場所で失敗しない言葉 ●第二章 ビジネスシーンで失敗しない言葉 ●第三章 相手を持ち上げたいときに失敗しない言葉 ●第四章 知っておくと、いろいろ失敗しない言葉 ●第五章 失敗しないカタカナ言葉
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
himawarisun6
5
仕事の関連で読む。 同じ著者の「語彙力がないまま社会人になってしまった人へ」と比較すると、収録した言葉の数が大幅に増えたが一つの言葉に対しての説明が削られ、単語帳に近づいた印象を受ける。 これを読むなら前記の本を読んだ方が良いと思った。2017/09/07
呑司 ゛クリケット“苅岡
1
語彙が豊かであれば何が幸せなのだろうか?ネット等に氾濫する猥雑な言葉の洪水の中美しい大和言葉を見付けることは確かに素晴らしいと思う。多くの言葉の中から美しい言葉を美しいと感じ取り上げる能力が有れば嬉しいと思う。更に美しい言葉でモノを発信出来たらいいと思い読書を続けるいる。まだまだ沢山の知らない言葉がある。2021/06/11
[え]で入力したらまず最初にエロと表示されるタイプの人
1
言葉一つ一つの意味の由来が丁寧に編集されていて、作者の熱意を感じます。どうすれば素晴らしい日本語が廃れないかを日々研究されているのですね。言葉は時代により移り変わっていく、そんな普段は思いもしないことを考えさせられる一冊でした。今ある言葉を大事に生きて行こう。
yukioninaite
0
一通り目は通した。しかし、普段使わなくては覚えるそぱから忘れてしまうだろうな。2017/10/16
tsumahiro
0
社会人が知っておくべき語彙だが、日常的に使うべき語彙とは銘打っていない。勤務先の古老との会話や古い文献を読む時に必要になりそうな言葉、また時代の変化で誤用が定着した言葉の本来の意味がわかる。 取り上げられた日本語の単語の半数はほぼ死語。これをすべて使えば辺見庸さんのような難解な文章になりそう。巻末の外来語は、誤用が多そうな単語が多く、また日本語の言い換えも学べるので便利。2023/09/21