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内容説明
▼第6章~付録(デッサンの勉強/いろいろな構図/まんが家七つ道具/サブリミナル・トーンの作り方/まんが家を志す貴方のための良書百選のうち十冊/決定版(1)ストーリーまんが年間アイディア集/決定版(2)すぐ役立つ著作権フリー・イラスト集/ウケるまんが評論の描き方)▼あとがき▼新装版特別緊急寄稿[消えたマンガ家]ほか▼21世紀愛蔵版[上巻付録](サルでもバンドやろうぜ/サルでも描けるまんが教室 外伝・タイアップ漫画の描き方/イヤ~ン★Hの助!! /小宮政志/サルでも描ける朝日のようにさわやかに/上野顕太郎)▼まんがなんでもQ&A(まんが家の利点/人間に不可能なポーズを描く時は/下ネタはいけないか/絵が描けなくともまんが家になれるか/努力、友情、勝利の応用/まんが家の適性とは/セリフは簡素に/まんが時間について/真に独創的な作品は描けるのか)
●主な登場人物/相原(まんがで日本を征服する!という野望を持つ“憂漫の士”)、竹熊(相原と同じ野望を持つ、まんが原作者)
●本巻の特徴/竹熊健太郎22歳、相原弘治19歳。まんが家デビュー→全出版社で連載→ことごとくアンケート1位→単行本化→アニメ化→キャラクター商品化→巨万の富を築く→衆院選に出馬→首相就任→まんがとアニメで全日本人を洗脳・支配…という野望を持つ若き“憂漫の士”たちが、自らまんがを描きつつ実践的方法論をレクチャー。これさえ読めば、サルでもまんがが描ける!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
急性人間病
1
①断言や法則の提示といったものが、あるジャンルを法則によって卑小化してしまうのでなく、法則自体の過剰な適用(いわゆる“天丼”等も込みで)によってそのジャンルを却ってこちらにわからなくさせることの危険な快楽。それこそが「○○だーーっ!!」と叫ぶ意義だろう。②連載漫画論は下巻以降がメインだが、当巻末の連載ギャグ漫画シノプシスと別作画者によるその初回再現は、解釈と表象の一筋縄でいかない関係の一例として興味深い。2022/08/05
たみや
1
ジャンルごとの漫画作成の紹介や編集者とのつきあい方など、ギャグにしつつもまじめに紹介されています。少年漫画のヒロインはパンチラや愛とはセックス、エロ込め回転寿しの法則は笑いました。”釣りバカ”がなんで面白いのかの視点が分かったのもよかったです。2013/07/01
Toshiron
1
笑いのツボは変わらず2012/11/01
okadaisuk8
1
家にあったのを小学生のころ読んだ…急に懐かしくなり読みたくなってなんか妙に立派な製本になっていたけれど、大人買い。読み返すと、作中漫画や名作のパロディ、作者が写真で漫画に登場したりと重層的な作りの作品だったと実感。下ネタも大人になってから読む方がよく分かる笑 作者が体を張った決めポーズが懐かしい…ちんぴょろすぽーん!!2012/10/29
ramblelazy
1
連載当時はバブルの頂点の頃なんですよね。もう20年も前ですか。懐かしい。パクリはマンガの本質だとか、池上遼一さんの擬音とか、マンガのジャンル別のテーマと興味の中心とかで笑ってしまいました。マンガで描かれている内容については20年前も今も基本的には変わってないような気がしました。2011/01/28