内容説明
「パノプティコン」――過剰な自己規制を生む元凶。
「野生の思考」――ないものねだりはしない、間に合わせでいいんだ。
「間主観性」――自分勝手な主観ではなくお互いの主観の中に客観がある。
「身体知」――迷ったら身体の声を聞け。
「過剰」――少し過剰なほうがいいんだ。
「マネージメント」――チームをどう動かすか。
などなど、著者が自分でもよく使っている哲学用語、専門用語、各種理論など、難しそうに見えるいわゆる「概念」を分かりやすく解説し、人生や社会の中でどう生かすかを教える「現代用語の基礎知識」的人生論。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Gotoran
45
著者齋藤先生は【序】で語る、”<概念>を味方につければ、世界の見方が変わる。…概念を味方につけると、この世界に対処する処方箋が見えてきます。”と。哲学、古典、文化などから、50の概念が分かりやすく簡潔に紹介・解説されている、また引用原典が記されているので、更に深く追究することも可能。例えば、パノプティコン:過剰な自己規制を生む元凶。野生の思考:ないものねだりはしない、間に合わせでいい。間主観性:自分勝手な主観ではなくお互いの主観の中に客観がある。等々。社会や組織でより良く生きていくための見つかるかも?2021/11/14
ルル
15
起こった出来事の現象をあれこれと考えるのが好きな人はぜひ!『概念力』を身に付けると見渡す風景が変わる!と著者は言っています(*^^*)2017/11/26
九曜紋
11
自分自身が主知主義というか、教養至上主義的なところがあるので、こういう本は大好き。哲学、思想その他の学問分野からキーワードを50個挙げ、それぞれをどう人生に活かしていくかを解説、指南する、齋藤孝流「学問のすゝめ」。読み応えあり。2017/06/28
Makimaki
8
粋な生き方ができるようになりたい。執着、こだわりを持たない...先日こだわりをやめて買い物したら、後で後悔したよ!難しい。2021/02/20
BMI-22
4
●胆力:精神の強さと折れない心。自分への賭け金が低すぎませんか?全財産を賭けて真剣に勝負する。絶対に勝つ!自分のコントロールの及ぶ範囲では、全力で体験する。自分の身をさらす場所を増やす。それが経験値になってはじめて胆力は鍛えられる。2017/07/23
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