内容説明
島田荘司、熱烈推薦! 来たるべき「老人の時代」への警告の書となる、新タイプのミステリー! 訪問看護ステーションで働く白井さゆりが直面する、老人たちのさまざまな実相。その背後に隠れている、老人を利用する「犯罪」! 超・高齢化社会における訪問看護の実態をドキュメンタリータッチで描きながら、ミステリーの面白さも兼ね備える意欲作! 事件は毎日、訪問看護の現場で起きている。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なな
17
斜め読みで読了。2017/11/08
しらたま
11
訪問看護師のお仕事小説として興味深く読んでいたが、後半はだんだんミステリ風に。(でもミステリとしては、そう面白くはなく・失礼) 騙され殺されかけてもいいと思うくらい、追い詰められる老人て!?まだ男性の甘えとしか思えない。 薦の島田荘司さんの方がショッキングで、皆が真剣に考えなければと思った。2023/03/05
rosetta
8
★★★☆☆370ページの半分は延々訪問看護の話。事件が起きると直ぐに犯人の目星がつく。まあ主人公のその推理の根拠も我田引水なんだけど。思い込みでしかないような推理の穴を埋めていくのがその後の骨子。しかし常々思うのだが、これほどの膨大な社会資本を投じてまで無理矢理年寄りを生き延びさせることに何の意味があるのだろうか?自分で食事をとれなくなっても胃にチューブを差し込んで行き長らえることに喜びはあるのだろうか?物語の前提から疑問。って思う自分は人間性に問題ありですか。2017/10/18
嵐
6
訪問の話から、謎解きミステリー。急に発展した(・・;)。まあ、面白く読んだ。2018/12/12
はっぴ~
4
訪問看護師さん の話。まあ面白かった。2017/10/29