内容説明
◎大判、中判、間判、短冊……浮世絵のサイズはどう決まる?◎紙が貴重な時代の包紙……浮世絵を買ったらどう持ち帰る?◎役者絵と興行記録の違い……絵師は舞台を見て描いたのか?◎浮世絵師という仕事……収入、住まい、仕事の量とスピード◎贋作・剽窃・続編……江戸時代の認識はどう違う?――ほか、「そういえば知らない」浮世絵の謎を解き明かす!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
yyrn
7
以前はこういう本を好んで読んでいた。それが読メを知ってから様々なジャンルに手を染めてしまい?己を見失っていたのかもしれない。なんて大げさだが、でも手当たり次第に読んでいると何のために本を読むのか自分でも分からなくなって、ちょっと混乱するときがあった。読書の意味をもう一度考えるのに私には打ってつけの本だった。浮世絵の年代の特定に紙の大きさが決め手となった話や詞書から作者を推定したり、微妙に異なる類似の浮世絵が存在する理由とか、写楽の出自や広重の五十三次の説明などは非常に面白く歴史考察の楽しさを味わった。2017/11/01
takao
1
ふむ2021/06/17
果てなき冒険たまこ
0
浮世絵が好きでーす♡レベルではとても辿り着かないような研究者さんの一端が垣間見える本。 紙と判型、写楽の見立、広重は東海道を歩いたか、包紙、絵半切、千社札、文学·歌舞伎との関連、パリ万博への出展とまぁ多岐にわたること。 今更研究者になろうとは思わないしそもそもなれないけど浮世絵にはこんな側面から鑑賞することも可能なんだということに気づかせてくれる。 生まれ変わったら研究者になることも検討してみます笑2022/03/16
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