イタリア料理のアイデンティティ

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イタリア料理のアイデンティティ

  • ISBN:9784309227085

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内容説明

イタリアに暮らす人々とその食文化の歴史をたどり、何が「イタリア料理」なのか、イタリア料理の何が「イタリア」なのか。イタリア料理を理解するためコンパクトにまとめた決定版!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

aisu

10
紹介文より<<この本には「イタリアと呼ばれる大地や、そこに暮らす人々とその食文化の歴史を辿りながら、イタリア料理の何がイタリアなのか、何をもってしてイタリア料理とするのか、等々。イタリア料理を考える上でのポイントがコンパクトにまとめられていた」と訳者は「あとがき」で書いています。>>内容は面白いのに文章が固め?なのか、なかなか読み進められず…途中から慣れたけど。2018/06/02

k

1
イタリアンって何だろうと思って読んだ。そのはじまりは地方で、家庭で、そして分け隔てなく混じりあうもの。何だか親しみが湧く内容だった。2018/04/17

もみじ

0
19世紀後半にイタリア半島が統一されるまで、そこにあるのは各々が独自の文化と歴史を持った都市の群れだった。料理の場合も事情は等しい。商業を通じて交流を持ちながら、各都市は違った名産品と食文化を培っていく。そこにイタリアという大きな入れ物が与えられた時、人々は標準化ではなく多様な料理を併存させる道を選んだ。移住や出兵を通じて各地の人々が「イタリア人」として交流するうちに醸成された「イタリア料理」の萌芽はアルトゥージの料理大全に結実する。790にも及ぶレシピのリストこそイタリア料理の複雑な姿を映す鏡といえる。2025/05/27

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