ハウジングプア

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ハウジングプア


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内容説明

急増する空き家、介護難民、住宅ローン返済に苦しむ40~50代、一生借家住まいの若年層、増加が懸念されるホームレス……脇目も振らず「持ち家取得」にまい進してきた日本社会は、「ハウジング プア」とも言うべき新たな問題に直面している。 本書は週刊エコノミスト2017年4月4日特大号で掲載された特集「ハウジングプア」の記事を電子書籍にしたものです。

目 次:
はじめに
・失われる「居住の安全安心」 住宅確保に困窮する若年層
・インタビュー 佐藤英道・衆議院議員、公明党国土交通部会長
・大量相続時代 戸建て空き家予備軍720万戸 「住宅過剰社会」からの転換を
・首都圏版 横浜市や千葉市の郊外で大きな絶対数 都心部は大量の中古住宅放出の懸念
・賃貸マンション 家は「都心の賃貸」が一番 相続で分譲物件が転用
・中古住宅のブランド化 大手住宅メーカー連合が進める中古戸建て住宅市場の整備
・マンション価値は上がる 築41年でも時価は新築時の6割増し…
・50代、住宅ローンはどうする? 退職金での返済はNG 借り換え&繰り上げで身軽に
・地価は下落 「持ち家」から解放された社会に 今後10~15年で貸家との比率逆転
・田中角栄が変えた日本人の住宅 「居住福祉」政策への転換を
・消費者金融で返済も 危うい低所得者層住宅ローン
・高齢者住宅 大量介護難民発生の2025年問題 不足する量の確保と質の改善が急務



【執筆者】
平山洋介、野澤千絵、牧野知弘、伊能肇、荻原博子、深野康彦、井上明義、早川和男、大槻奈那、田村明孝、エコノミスト編集部