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内容説明
6万年前。第六氷期を迎えた地球は、氷に覆われようとしていた。
高度な文明を築き上げ、栄華を誇る巨人・タイタン族も存亡の危機に。
彼らは驚異的な科学力と精神力で、地表の温度を上げようとして……!?
時は移って現代。太陽エネルギーの減少により、7度目の氷河期が!!
生き残りをかけて、人類は“第二の太陽”を造り出そうとするが……!?
表題作ほか、地球を守ろうとする人々の苦悩と活躍を描いた大充実の300ページ、全3編!!
荒んだ若者のいたずら心がテロ行為に結びつく、幻の短編『ホライゾン・パトロール』を単行本初収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
72
ホーガンを読んでいたら星野之宣を読みたくなってきた。「巨人たちの伝説」は、1977年に「少年ジャンプ」に連載されていたもの。こんな壮大なスケールを50年も前に描いていたんだ。「さよならジュピター」が出るより前に木星を太陽にする話だもんな。「星を継ぐもの」が日本で出版される前じゃないか。しかもこの緻密で迫力のある絵といい、ストーリー展開の面白さといい。こういう作品に触れて、星野之宣に夢中になったんだなぁ。2023/10/23
マーム
33
途中まで同じく積読本にしてあった『星を継ぐもの』と勘違いして読んでいました(笑)それぐらいにホーガンの世界観を体現しているこの作品。ジェイムズ・P・ホーガンが『星を継ぐもの』を上梓したのが1977年、邦訳本が出たのが1980年、そして星野氏が本作を発表したのは1977年。ホーガン作品からインスパイアを受けて描いたとすると時期的に原著を読んでのこととなります。もし読まずに描いたとするとこの奇妙なシンクロニシティは何なのでしょうか?そんなミステリアスさを感じさせる作品でもあります。真相が気になる!2012/05/06
ヒデキ
26
久しぶりに再読しました 木星太陽化計画 古代と現代に氷河期に立ち向かった 人類?の姿を描き、 この当時に星野氏の作品にあった最先端で戦う人々の 姿に感動した子ども時代を思い出してしまいました 2021/04/29
ねんこさん
5
SFとして見ると設定やメカ類に古さを感じてしまうのはやむなしだけど、これがJ誌に掲載されてたというのはびっくりだなあ。しかし木星は何かにつけて爆発さされる不遇な惑星だと思う。2015/04/25
ゲンショウ
5
小学生の頃拝読。懐かしいです。未だに追いかけてますねこの方の漫画は。絵もさることながら、ストーリーが正にハードSFなんです。確かに、迷信をガジェットとして利用してますが。当時の私には無理なく入って来ました。私のSFの原風景です。




